#wit58 二日目

第58回福祉情報工学研究会、二日目の @24motz の記録。
途中で フロー理論 の話がタイムラインに流れ込んできて、忙しい一日でした。。

WIT2日目午前のセッション:

  • プログラムと配信URLへのリンク http://bit.ly/lQJgJM #wit58 posted at 08:59:07
  • (11) 谷:空間的なシミュレーションによる社会的ジレンマの基礎的性質に関する考察 「対象:個人の利益と社会の利益の不一致する問題。資源問題、社会的ジレンマ」 #wit58 posted at 09:01:43
  • 「従来:社会心理学的なアプローチ。本研究は工学的なモデル化に基づいて」配信切れました #wit58 posted at 09:02:45
  • 配信復活「囚人のジレンマは1:1で最もシンプル。自白の取引というモデル」 #wit58 posted at 09:03:33
  • 「両者が自白をすると最悪の結果、個人の利益の過剰な追求。ノアークらのエージェント空間ゲームの先行研究。カオス、フラクタルの出現。社会的ジレンマにおいても同様か?」 #wit58 posted at 09:05:52
  • 「Nowakらは隣接するエージェントと囚人ジレンマゲーム。拡張して社会的ジレンマゲームの計算モデル。行動計算、利得計算、戦略更新」なんだか強化学習みたいな定式化。。 #wit58 posted at 09:09:45
  • 「100×100格子でシミュレーション。C:協力、D:非協力を白黒で図示。初期配置がステップ進むにつれて幾何的な模様に。動的フラクタル」 #wit58 posted at 09:11:37
  • 「ランダム初期配置。いったん協力クラスターがほぼ消滅するがクラスタが成長し、衝突。予測が付かない。空間的カオス」 #wit58 posted at 09:13:26
  • 「Cの生存にはクラスター形成が必要。得点計算式から考察」恣意的な定数にどこまで非依存の知見なのか興味深い。。 #wit58 posted at 09:15:36
  • 「利得係数Gの変化に関する実験。利得が特定の範囲にあるときに空間的カオス発生。」 #wit58 posted at 09:17:36
  • 囚人のジレンマがいつのまにかライフゲームになっている感じ #wit58 posted at 09:18:33
  • 会場「条件は現実の何に対応?空間?(あえていえば近傍=人と人との距離)」SNSの友達関係とかでは。。 #wit58 posted at 09:20:41
  • 発表者「トーラスを用いた理由:先行研究にならって。境界条件をいったん単純化したかった」会場「現実のどんな問題に対応するシミュレーション?パラメータCを変える意味は?(ある。本質的に大差ないと予想したが)」 #wit58 posted at 09:22:53
  • 会場「現実の意味がわからないとCの妥当性が不明?」「一致と不一致、確率モデルは妥当?(社会心理的でない原因もある。構造自体に原因があるような問題を扱いたい)」 #wit58 posted at 09:24:59
  • 発表者「今後の課題:現実問題への適応と解決」会場「社会心理学的手法と工学的手法の違い?(数学的に構造を理解したい)」 #wit58 posted at 09:27:14
  • 会場「フラクタルになるかどうかは定式化で決まる?シミュレーションしなくてもわかるのでは?計算時間は?(半日から一日)」 #wit58 posted at 09:29:12
  • 会場「適用したい具体的問題とは?(タイガーマスク現象を散発的協力として説明してみるなど)」 #wit58 posted at 09:30:41
  • 会場「抽象モデルに当てはまる社会現象を探している印象。社会現象のいい・悪いは決められる?(社会にとっての結果を予想するなど)」 #wit58 posted at 09:32:36
  • (12) 前田:人工学級モデルとフラット化するコミュニケーションの特性 「いじめに関する統計。アンケートの中身が変る度に非連続な増加。時代による質の変化。倫理的に実験できないのでシミュレーション」 #wit58 posted at 09:35:29
  • 「先行知見:いじめの現象論的特性。被害者の流動化。類似性、対立回避性、相補性(ボケとツッコミ、いじられキャラ)、発見困難(いじめと遊びの曖昧さ)」 #wit58 posted at 09:38:45
  • 「承認行動:友人同士で認められたがる、共感連鎖、頻度依存。本研究では行動連鎖と承認行動をエージェントモデル化」 #wit58 posted at 09:41:47
  • 「行動:同調、包摂、卓越、排除。50種類の価値から10個を各個体が任意に選択。行動と価値評価を繰り返す。行動を選ぶ処理を複雑に。エージェント間の共有価値(互いに野球が好き、など)」 #wit58 posted at 09:45:05
  • 「行動者、対象者、傍観者。対象者は類似性または惰性による選択として確率的に定式化。同調は相手に合わせる、包摂は相手を自分に合わせようとする行動」 #wit58 posted at 09:48:38
  • 「行動連鎖:自分が積極的に価値を変えられる/相手の価値を積極的に変える、という傾向。共感連鎖と頻度依存も数理モデル化」 #wit58 posted at 09:51:24
  • 「過去に起こした行動に依存=マルコフ性。次にいじめの定義。排除と卓越を受け続けることも潜在的被害。結果:統制条件、行動連鎖と共感連鎖、行動連鎖と頻度依存。順番に対立回避傾向に有意に」 #wit58 posted at 09:54:34
  • 「流動性の考察。被害者はそれほど頻出しない。遊びといじめの曖昧性?排除と卓越の頻度分布を考察。べき乗分布で直線に。平均値が発散、代表的サイズが不在」 #wit58 posted at 09:58:55
  • 「代表的なサイズがない、だからいじめと遊びが外から曖昧に見える可能性。今後:エージェントの一人をプレイヤーとして操作体験できるようにしたい」 #wit58 posted at 10:00:40
  • 会場「担任がいじめの潜在的可能性を知る方法に?(コアと呼ばれる。今後の目標の一つ)」 #wit58 posted at 10:02:09
  • 第58回福祉情報工学研究会。プログラムと配信URLへのリンク http://bit.ly/lQJgJM #wit58 posted at 10:11:36
  • (13) 友永:自閉症スペクトラム児の心的回転能力「発達障害。2004年に支援法。スペクトラム(連続体):社会性=場の雰囲気を読みにくい、コミュニケーション発達の遅れ、他人の気持ちを想像しにくい、心の理論の遅れ」 #wit58 posted at 10:16:45
  • 「支援の現状:ソーシャルスキル、学習ドリル、コンピュータ利用も。心的回転の訓練の有効性を検討。メンタルローテーション課題が自閉症スペクトラム児の訓練に有効であると期待」 #wit58 posted at 10:19:16
  • 「本研究:ゲーム形式のソフト。定型発達児童と回答能力を比較。2次元版:Ruby/SDLで実装。4つの候補から正解画像を選択する課題。3次元版:HSP+メタセコイアで。緑の車から見て左は?などの設問」 #wit58 posted at 10:21:46
  • 「航海ゲーム:進みたい方向が船の進行方向における右か左かを選択。正解率:定型発達なら学年に応じて回答率上昇、回答時間減少など」 #wit58 posted at 10:24:03
  • 「自閉症スペクトラム児の協力者は15名。多動傾向2人、知的ボーダー3人。2次元版の結果:定型発達と差がない児童も。グループに分けて分析。正確さは同程度、所要時間が定型発達児より多いと考察」 #wit58 posted at 10:29:25
  • 「3次元版:同様に心的回転に時間がかかる傾向。視点を変えることが苦手である可能性。多動傾向群は回転完了する前に回答してしまう?」 #wit58 posted at 10:32:49
  • 「航海ゲームにおいても同様の解釈ができる結果。」会場「男女差の考慮を」 #wit58 posted at 10:39:41
  • 会場「視点を変えることとコミュニケーションの違い?自閉症は視覚優位?二次元と三次元の違いはない?」 #wit58 posted at 10:40:56
  • 発表者「アスペルガー児は立体的な感覚の発達が苦手といわれる。今回は制止画像だったが3次元モデリングを使えば別の結果に?」 #wit58 posted at 10:42:24
  • 会場「結果は正しいと思うが解釈の妥当性に疑問。被験者群の人数差(66人と15人)の影響は?」 #wit58 posted at 10:44:56
  • (14) 鶴川:数概念獲得に困難を示す児童に対してのPCソフトウェアを用いた訓練「数える手続きと比較する手続きの困難。カウンティング・オン、心的数直線。FlashゲームがWebで公開されている」 #wit58 posted at 10:48:37
  • 「難易度を制御しやすいなど工夫してPCソフトを開発。特別支援小学児童2名を対象。加減算の発達状況の検査。分割逆唱からカウンティング・オンに移行中。心的数直線を参考にしたゲームを作成」 #wit58 posted at 10:52:11
  • 「繰り上がりの理解や3つの数の足し算が進むツールを開発。」 #wit58 posted at 10:56:02
  • 昨日から福祉情報工学の研究に音楽やゲームが使われる事例が多いけど、音楽の研究ともゲームの研究ともコミュニティの接点がないですよね。。 posted at 10:56:52
  • 「すごろくゲームの難易度と回答時間。片方が5のとき瞬時に足し算できている=5のまとまりを理解」 #wit58 posted at 10:59:11
  • 「コインの両替、移動の課題。操作方法を改良したら回答時間が短縮。5や10のまとまりの理解が促進。すごろくゲームの操作から3つの数の足し算の方略を獲得」 #wit58 posted at 11:03:06
  • 「かずあてゲーム:数の瞬時把握の確認。数え足しや10の補数の理解を促す改良。まだ補数は瞬時把握できていない」 #wit58 posted at 11:08:37
  • 会場「かなりの回数ゲームをしている?(週に1~2回訪問)介入頻度を増やす必要?(2年弱の訓練でやっと6+2が。特別支援学校の学童保育に協力依頼している)」 #wit58 posted at 11:11:52
  • 会場「繰り上がり・補数の理解は今の方法で可能?(小学生の足し算戦略を文献調査。指で数える、数え足し、5の利用など。知見を参考にしている)」 #wit58 posted at 11:14:13
  • (15) 川口:読みの困難の早期発見を目的とした学校で簡単に使える音読・音韻検査「Easy Literacy Check (ELC)」の共同開発「ディスレクシアとは。知的に標準なのに読み書きの困難」 #wit58 posted at 11:16:04
  • 「ディスレクシア、読み困難のスクリーニング検査ソフトを開発。内蔵マイクで。Enterキーのみの操作。音声解析して結果集計。所用時間15分」 #wit58 posted at 11:32:10
  • 会場「今日は3人の結果の報告。ある程度データがある。どのあたりに定型発達との違い?読みの開始時間の遅延?」 #wit58 posted at 11:33:48
  • 会場「テスト内容?音読課題、逆唱、音韻削除?(あたま、から「あ」をとって「たま」を答えるなど。録音してタイミングを測る)」 #wit58 posted at 11:35:34
  • 会場「音韻削除、子音だけ消すことはないなら音節削除というべき?」講演者・共著者「音読は回答開始、回答終了の時間を記録。集計はいろいろ可能」 #wit58 posted at 11:39:11
  • 共著者「健常の小学生200人のデータは別の共著者の作業。我々はらくにディスレクシアを検出できることを目標に」 #wit58 posted at 11:40:28
  • RT @tenyoko: 聖徳太子になりたい。#wit58 #TEDxTokyo posted at 11:42:05
  • 会場「単語のセグメントは可能では?単語の継続時間に着目?サンプリングは(3000点)移動平均よりRMSがよい?」移動平均は帯域フィルタだよね。。 #wit58 posted at 11:43:19
  • 会場「公開予定?(LD学会のWGで使い方を検討中。100人以上の児童が大気中。まずストップウォッチ不要になっただけで大進歩という現状)」 #wit58 posted at 11:44:37

午後の特別講演「視覚障害者の歩行支援技術の変遷」:

  • (16) 関さん:[特別講演]視覚障害者の歩行支援技術の変遷 #wit58 posted at 12:58:28
  • #wit58 キャプションつきリアルタイム配信 http://eventcaption.net/channel/wit58 posted at 12:59:26
  • 「伊福部研究室から2004年に筑波に。視覚障害者の歩行支援技術の研究が増えたが、過去の研究をご存じない方が多い」 #wit58 posted at 13:01:03
  • 「ソニックガイド、モーワットセンサ。20年前にはよく知られていた歩行補助装置。若い研究者に40年間の歴史を。なぜ紆余曲折、普及の妨げ?」 #wit58 posted at 13:02:27
  • 「残存感覚によって周囲状況を把握。歩行能力を獲得。目が見えなくても聴覚で空間認知ができることもほとんど知られていない」 #wit58 posted at 13:04:11
  • 「障害物知覚のビデオ。目隠しした晴眼者は壁にぶつかる。」 #wit58 posted at 13:05:10
  • 「訓練を受けた視覚障害者:壁の直前でぴたりと止まれる。20cm。圧迫感という内観。聴覚から得た情報。横に壁があるところで立ち止まることもできる」 #wit58 posted at 13:06:56
  • 「風の流れ方?気配?音の反射や遮蔽で知覚できている。駅での歩行の様子も。解放空間や通路の狭さも。こうした能力を知らないで技術開発してしまう人が多い」 #wit58 posted at 13:09:55
  • 「現在の視覚障害者リハで何が足りないのか解明、支援を。障害物探知機=40年前に。電子技術の幕開け。リハ関係者も期待していた。盲導犬や白杖に対する二次的補助具として」 #wit58 posted at 13:11:35
  • 「70年台に日本に導入:モーワット=技術者の名前。ニュージーランド。懐中電灯サイズ。006P電池。超音波の送受信と振動提示。近づくほど高い周波数。短距離と長距離のモード。10万円、訓練一週間」 #wit58 posted at 13:13:13
  • 「ソニックガイド:メガネ型。ニュージーランド。鼻のところに超音波発受信機。イヤチューブで音として両耳に。両耳間レベル差で左右も提示。音色で材質までわかる。距離は周波数で。上下方法は頭をスキャン。60万円、1ヶ月」 #wit58 posted at 13:15:40
  • 「日本での実績。各指導員数十名、実績百数十名。横浜訓盲院で頑張っていた。現在の実働はゼロ? 問題:コスト、アフターサービス、メンテナンス、訓練体制」 #wit58 posted at 13:17:25
  • 「技術的問題も:自然音の聞こえの邪魔、手がふさがる。歩行訓練の基本を邪魔しない注意を。他には?パスサウンダー(MIT)、ソノスペック(日本)、ソニックトーチ、レーザーケーン(米退役軍人センター、光センサー)」 #wit58 posted at 13:19:51
  • 「オーデコ(2009年日本、アイプラスプラス、画像処理で輪郭抽出、二次元の電気刺激で提示)指導員や価格などの問題?」 #wit58 posted at 13:21:01
  • 「1979年には旧通産省のプロジェクトもあった」 #wit58 posted at 13:21:31
  • 「盲導犬ロボットMELDOG:1977~1983。マーカーが必要だった。研究のあり方:障害者、当事者、現場、一緒に研究することが重要」 #wit58 posted at 13:23:52
  • 「いまは現場で研究者と障害者が協力できる時代に。山梨大学でも自立移動を目指して。盲導犬ロボットから歩行ガイドロボットへ」 #wit58 posted at 13:25:22
  • 「インテリジェント車いす「ひとみ」として製品化。その他現在市販:モーワットセンサを小型化したようなものがいろいろある。超音波、小型、白杖にアタッチできるなど」 #wit58 posted at 13:26:46
  • 「費用対効果に疑問。障害物探知より道案内の方が重要。2000年交通バリアフリー法の施行。公共交通事業者に基準適合義務を課す」 #wit58 posted at 13:28:37
  • 「2002年に音の移動支援ガイドラインを作成。追補版には誘導ブロック敷設と音サインを定める。誘導ブロックはJISで形状規定。音サインは事業者ごとに統一されていない。2006~7年に改定されたが音サインは変更なし」 #wit58 posted at 13:30:52
  • 「音サイン:ニーズの高い5カ所のガイドラインを。トイレの男女は音声で。鳥の鳴き声=プラットフォームからコンコースへの階段。新設の駅では守られている」 #wit58 posted at 13:32:57
  • 「音響信号機の話。横断タイミングを音で知らせる音響信号機。昭和39年世田谷が最初という説。対岸の方向も知らせるための改良:2つのスピーカーから同時に音を出すことで先行音効果を利用。遅い到達音の知覚が抑制される。対岸のスピーカーに音が定位せず」 #wit58 posted at 13:36:05
  • 「2つのスピーカーから別々に音を出す鳴き交わし式に。対岸にも音像が定位。途中で転んでも見失わないように異種鳴き交わし式も。カッコー・カカッコーは東西または主道路、ピヨ・ピピヨは南北または従道路」 #wit58 posted at 13:37:49
  • 「スクランブル交差点も複雑だがルール化。海外は?手の届く高さでカチカチと小さな音。スウェーデン式:四角い箱が電柱に。青で早く、赤でゆっくり」 #wit58 posted at 13:40:15
  • 「海外:周囲の騒音+10デシベル。音ではなく触図で横断方向を提示。日本式は特殊。国際規格をという話に。ISO/TC173 ISO 23600 日本式と海外式の折衷」 #wit58 posted at 13:42:22
  • 「研究動向:ナビゲーション。街中で見かけない?トーキングサイン(日本では三菱プレシジョン)、シグナルエイド(微弱電波、ボタンを押すと案内)、エコーカードとユニエコーチャイム(312.45MHzは標準に)」 #wit58 posted at 13:45:14
  • 「鉄道総研、アイラス(点字ブロックに磁気センサ)、ハンミョウ、混沌としたので国交省が歩行者ITSとして10年前に開始」 #wit58 posted at 13:46:46
  • 「3次元音響など研究例はあるが実用化は不明。方法論の乱立。互換性がない。行政による規格化・統一化が必要。経産省のITバリアフリープロジェクト(2003~2007年、愛知万博で実験)、国交省も自律移動支援プロジェクト(2010まで?)」 #wit58 posted at 13:49:01
  • 「歩行支援、音声案内のJIS化の取り組み、通信方式の統一はできず。経産省と国交省。米国は赤外線 ANSI A117だけで統一。」 #wit58 posted at 13:51:24
  • 残念すぎて詳しく書けないな。。 posted at 13:51:51
  • 「技術開発に走るのでなく過去の経緯を理解して欲しい」 #wit58 posted at 13:52:20
  • 会場「素晴らしいレビュー。耳の痛い話。巨額の予算、有効に活用されるべき。行政とタイアップして社会で一からやっていく必要。権利条約、罰則規定まで視野に入れる必要。福祉工学ではできない?」 #wit58 posted at 13:53:58
  • 関さん「素晴らしいものを作ればお金をだして買ってくれるだろうと夢見ていたが大間違い。どうやって技術を当事者の手に渡して訓練・保守するか」 #wit58 posted at 13:55:00
  • 会場「工学と社会科学のギャップ。国から罰則付きの法律など、社会的枠組みを作って欲しい。末端の患者を支援する立場から」 #wit58 posted at 13:56:12
  • 関さん「普及モデル。社会システム、トータルなデザインが必要」 #wit58 posted at 13:56:44
  • 会場「モーワットセンサを買った7万円で経験。バッテリーがダメになって終わった。後継のものよりも使い勝手よかった。シグナルエイドを新潟2キロの道につけた。なぜ普及しないか」 #wit58 posted at 13:59:00
  • 関さん「シグナルエイド、方式が多すぎて選べない。平成9年から日常生活用具指定。駅ごとにバラバラ、安易に導入できない。歩行訓練士もPRできない状態では」 #wit58 posted at 14:00:45
  • 関さん「作ったものを国や国際標準に持って行くところまで意欲を。ちょっとしたアイディアだけでは普及しない」 #wit58 posted at 14:02:24

午後の一般セッション:

  • (17) 金澤:交通弱者のための道路交通標識の強調提示の一検討 #wit58 posted at 14:03:08
  • RT @yomochan: 再投稿。関さんの公演すばらししかった。 オーファンプロダクツ※の考え方が参考になるように感じた。#wit58 ※参考:国リハ2月国際セミナー http://bit.ly/fDklW7 posted at 14:03:21
  • 「歩行者ITS。危険回避。交通弱者への情報提供。まずカラーユニバーサルデザインと標識。」 #wit58 posted at 14:06:38
  • 「色覚障害の見え方。リモコンのボタンの色、交通標識の赤と背景の樹木の緑の区別困難。」 #wit58 posted at 14:08:10
  • 「色覚補正メガネ、強調提示技術。従来研究の紹介」 #wit58 posted at 14:10:50
  • 「高齢者の視覚に対する補正や補助の先行研究。本研究:色の見えやすい空間の中で強調提示。Vienotのモデル」 #wit58 posted at 14:13:01
  • 「混同色線。同じ線上の色が識別しにくい。20歳と60歳の色空間。加齢で狭まる。提案法:ユーザの視野をカメラで撮影し、標識を選択的に強調」 #wit58 posted at 14:16:13
  • 「標識を検出、ヒストグラムのあいたところに色変換。高齢者のための強調は明るさの変換で。シミュレーション実験。対象を発見する課題の所要時間で評価」 #wit58 posted at 14:18:52
  • 「人間による評価:視線検出装置で標識発見までのフレーム数を計測。DITECT Viwer Trackerを使用。強調するとタスク遂行が早くなる結果」 #wit58 posted at 14:22:34
  • 「課題:精度向上、提示方法、子供を対象に」会場「有意差、統計的に?(検定してない)従来技術の効果との比較?(色覚障害が対象の従来法は画像全体を変える。本提案は標識のところだけ変える)単に囲みをつけるだけでは?」 #wit58 posted at 14:26:51
  • 会場「見つけやすさ=エッジ検出?」「色相は一貫しない。問題ないか?(検討必要。同じ標識が別の色になる可能性)」 #wit58 posted at 14:28:24
  • (18) 秋山:視覚障害者向け経路案内文自動作成システムの開発 #wit58 posted at 14:29:02
  • 「経路案内。案内文作成のルールを考案。NPO法人 ことばの道案内の規定を参考にした。概要、ポイント、ブロック単位(ポイントからポイント)、参考文(コンビニやコーヒーショップ)、注意文」 #wit58 posted at 14:31:49
  • この手の話でいつも思い出すリチャード・ワーマン「理解の秘密」 http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya1296.html posted at 14:32:47
  • 「システム:出発点と目的点を携帯からメール送信。サーバが案内文を作成。携帯にメールで返信。」 #wit58 posted at 14:33:42
  • 「経路検索方法:pgRouting エンジンを使用。ダイクストラ法の実装。最短経路のノードとパスを得る。ノード間が8m以下なら後続ノードの説明を省略」 #wit58 posted at 14:36:16
  • 「交差点の検出:ノードを中心に道路を数える。クロックポジションで(右三時方向)などと説明。ランドマークはポイントデータなので幅50mで検索」 #wit58 posted at 14:38:19
  • 「直進する交差点は一つの文章にまとめる。使用例の説明。視覚障害者による評価。文作成規則の適切性?らくらくホンで読み上げを聞いて歩行」 #wit58 posted at 14:42:30
  • 「駐車場を道ではないかと確かめる場面。表現方法は適切。操作方法:メールを途中から読み上げできない問題。」 #wit58 posted at 14:45:11
  • 「考察:操作性の改善。Webアプリとして実装すればらくらくホンからHTMLタグでページ内ナビゲーションできる。案内文に追加する情報として駐車場など」 #wit58 posted at 14:47:03
  • 会場「道一本ずれたランドマークが入ってしまうと?(道路幅に合わせた検索が今後の課題)建物のどこか1点のポイントしかデータがない」 #wit58 posted at 14:49:58
  • 会場「建物がコンビニなのか銀行なのか区別は必要?(周囲の人に質問できる)」 #wit58 posted at 14:50:43
  • 会場「1時とか11時などの表現は?(そのような角度の道であれば出てくる)45度の場合は?(2時か3時で対応)奥まった大きな建物と手前の小さな建物など使いづらい。道沿いのランドマークを知りたい」 #wit58 posted at 14:53:19
  • 会場「施設名で検索できる?(Googleマップで検索できれば対応)入力の曖昧性?もしかしてこれ、といった機能に期待。入力はWebとメールの両方あればよい」 #wit58 posted at 14:54:51
  • 会場「最適経路の探索。近いけど交通量が多いので避けたいといった考慮?(現状は道幅やランドマーク)電柱は邪魔なのか役立つのかなど、難しい問題」 #wit58 posted at 14:56:54
  • 発表者「GoogleマップAPIは緯度経度の検索だけ使用」会場「駐車場と空き地の区別。過渡的な情報?(地図データは購入)駐車場はランドマークとして変化が多すぎる?ネットで教えてもらえる可能性?」 #wit58 posted at 14:59:22
  • 会場「点字ブロック情報をTwitterで呼びかけるなどアクティブな工夫の可能性?」15分休憩 #wit58 posted at 15:00:20
  • (19) 渡部:触地図における記号の探索性・識別性の評価「TMACSシステムを開発。視覚障害者自身が触地図を作れるWebアプリ」 #wit58 posted at 15:15:31
  • 「マップファイルを触知しやすいようにレンダリング。神戸大のeBrailleで施設名の点訳」 #wit58 posted at 15:16:45
  • 「触知ガイド:出発地と目的地を探しやすく。立体コピー用の他に点字触地図も。点字プリンタの大中小点を使う。有効性評価の実験。探索容易、識別容易?」 #wit58 posted at 15:18:57
  • 「支援記号のある地図とない地図を立体触地図と点字触地図で。順序効果相殺のための実験構成。時間は5分を上限に。出発地と目的地の探索、ルートの探索、ルートの説明課題」 #wit58 posted at 15:21:23
  • ビデオ。字幕はあるが音声は聞き取れない。 posted at 15:23:04
  • 「探索時間はマン・ホイットニー検定。有意水準10%で若年者と高齢者の有意差。探索支援記号は時間短縮に有効。ルート探索は有意差なし。加齢による触覚の衰え?」 #wit58 posted at 15:26:20
  • 「点字プリンタ:面記号の中の点記号を見つけづらい。道路幅も点の大きさでは区別難しい。探索記号と点図触知図の方眼座標との有意差もなかった」 #wit58 posted at 15:29:40
  • 会場「触知図で低評価?(出発地目的地の記号が建物の中にあった、道路は大点と中点の区別困難)時間切れはどんなとき?地図の種類に依存?」 #wit58 posted at 15:32:25
  • 会場「点字プリンターと立体コピーの比較?(後者はわかりずらいという報告がない)凡例に相当する記号で事前に評価した?(単体検証していない)」 #wit58 posted at 15:34:30
  • 会場「パーツの触りやすさはシステム評価と分けて検討すれば?」 #wit58 posted at 15:36:16
  • 発表者「立体コピーと点字プリンタの評価は別々」 #wit58 posted at 15:36:58
  • 順番入れ替えです (21) 菅野:先進国の障害者サポートと視覚障害者支援プログラム #wit58 posted at 15:38:37
  • 「医療現場でのアクセシビリティ向上、自動点字翻訳、音声付加触読点字など。入院案内や外来案内の点字版を提供」 #wit58 posted at 15:42:03
  • 「米・英には障害者の権利を守る法律。英国の平等法は改正されたばかり。雇用拒否の禁止、高等教育の支援義務など。AFB:支援団体が行政と連携して制作面の支援を実施。RNIB:寄付金で運営、支援ツール開発」 #wit58 posted at 15:44:01
  • 「英eBrailleの概要。グレード1(文字単位)とグレード2(高頻度の単語や文字列の省略形)を示す。Webベースのeラーニングも」 #wit58 posted at 15:47:53
  • 「点字を読み取って答えを入力するシステム。これを紹介しながら各団体を訪問し調査した」 #wit58 posted at 15:49:42
  • 「英国RNCの活動。教育プログラム14種類。職業能力資格NVQを取得。大学進学。EUのプロジェクトや国際研究に精力的に参加。RoboBraille に参加」 #wit58 posted at 15:52:13
  • 「QAC:卒業生の進路は多種多様。VICTAR(研究プロジェクト、教師を養成、大学と提携)。RNIB:大規模な支援団体。広大な敷地。欧州最大の音声・点字編集センター」 #wit58 posted at 15:56:58
  • 「RNIBの支援機器販売部門。特に専用開発でないものも多数。水量検知器(老人用、熱湯に便利)」 #wit58 posted at 15:59:29
  • 「RNIBプロダクションセンター。触図:色の違いを塗りつぶす模様で区別。制作者が経験的に」 #wit58 posted at 16:02:18
  • 「ケンブリッジ大学の障害リソースセンター。障害学生支援:各カレッジに指導。入学前に申告、すぐに支援に入れるように。オックスフォード大学:十数名のスタッフで運営。図書館、就職支援部門との連携」 #wit58 posted at 16:06:12
  • 「点字ディスプレイと紙の感触の違いという指摘。英国の運営資金の大半は寄付。グラントに積極応募。障害者を積極雇用。」 #wit58 posted at 16:10:57
  • 「情報発信の重要性。被災者向けの点字情報発信を行っている。医療系を中心に。BES形式やPDFなどで。」 #wit58 posted at 16:13:35
  • 会場「ケンブリッジ大学のガイドブック配布方法?(事務部のスタッフやアカデミースタッフに渡している冊子を見た。何をすると助かる、どういう経済的支援を、など)」 #wit58 posted at 16:15:05
  • 会場「日本が見習うべきこと?(比較はできないが、設備の充実、点字文書の配布、専門スタッフが触図作成など)支援室はキャンパスの中?(事務部、駅に近い場所。キャンパスの中を歩いていない)」 #wit58 posted at 16:18:34
  • 発表者「バークレーでは白杖の学生さんを目にした」 #wit58 posted at 16:19:03
  • 順番入れ替え (20) 小田:弱視者が視認しやすい図形の研究 #wit58 posted at 16:19:41
  • 「中途視覚障害者向け点字学習システムに取り組んできた。凸をプラス記号で表示したことの妥当性を検証。多くの晴眼者向け書籍では黒丸で表示する」 #wit58 posted at 16:25:02
  • 「目的:視認性評価、掲示変化、症状、疾患別の検討。視覚障害センターで74人の入所生が実験協力。5種類の図形に順位付けさせる」 #wit58 posted at 16:28:42
  • 形状を比較するときに塗りつぶし面積を揃える必要ないのかな。。 #wit58 posted at 16:31:17
  • 「結果:プラスがマル、三角、四角、星と比べて有意に高評価。2年間の経時変化でも視認性向上。眼症状との関係?」 #wit58 posted at 16:35:19
  • 「いずれの症状もプラスの視認性が高い?黄斑変性では四角の視認性が最高。考察:74人中38人がプラスを最良と回答。注視したときに背景色が見えやすい」 #wit58 posted at 16:38:27
  • 限られた視野でコントラストの有無を判定しているのか。なるほど。QRコードのデザインみたいな話だな。。 #wit58 posted at 16:39:09
  • 「まとめ:プラス記号は凸点部の表現として優れている。課題:弱視者のためのコントラストや配色を明らかにしたい。」 #wit58 posted at 16:40:36
  • 会場「プラスが見やすい=新しい知見。凹点=マイナスとの区別の付きやすさと理解?順序尺度なので平均と標準偏差は不適切では?」 #wit58 posted at 16:44:13
  • 発表者「課題はマイナスとプラスの区別になっている。統計は再検討したい」会場「順位相関係数を統計検定できるはず」 #wit58 posted at 16:46:09
  • 会場「フォントの大きさは固定?(統一した)黒字に白の場合は?(要望、アドバイスを聞きながら検討したい)」 #wit58 posted at 16:48:37
  • 発表者「eラーニングでどんな図形を使えば認識しやすいか」会場「視野欠損の状況に依存する。ランドルト環でも上と下の見え方が違うなど。」 #wit58 posted at 16:50:30
  • 「研究会終了。次回は8月4~5日に京都大学杉浦ホール」 #wit58 posted at 16:51:49
  • 配信は20人超えなかったですね。。とにかくお疲れさまでした。 posted at 16:52:38

投稿日

カテゴリー:

投稿者:

タグ: