NVDA日本語アルファ版

6月30日にスクリーンリーダNVDA日本語化プロジェクトは「日本語アルファ版」をリリースしました。
このバージョンには限定的ながらも日本語IMEの読み上げに対応する機能が実装されました。
この件についてミツエーリンクスさんのブログでも紹介してくださいました。

昨日は開発ミーティングを開催しました。参加者は会場 3人+Skype 1人でしたが Ustream や Twitter で公開して様子をみていただきました。
Twitter発言のまとめはこちらです。

Google Groups に nvda-japanese-users というメーリングリストが開設されています。興味のある方はご参加ください。よろしくお願いします。

最初は私ひとりで何とかしようと思っていたIME対応処理の実装ですが、いまは他のメンバーが主導的に実装をすすめてくださっています。
特定のWebブラウザに対応するために特殊なハックを追加したところ、全体が不安定になっている、といった問題が確認されました。
当面は安定性を重視し、対応ソフトウェアなどを限定する方がよいだろう、という話をしました。

MicrosoftがWindows XP以降の標準APIとして整備を進めてきたTSFも、機能的に不十分であったり、各社のIMEの対応の不完全な部分が目に付きます。
TSFをいっそのこと使わない方がよいのではないか、という話はかつてNVDAjpでも検討されていましたし、昨日もそのような議論がありました。
しかし、私の意見としては、Microsoftが主張する立場を尊重し、新しい技術が正しく実装されて、より多くの人がシンプル・確実に支援技術のプログラミングをできるような状況を作り出すことを支援したい、と思います。

私はいよいよ音声合成エンジン関連に本気で取り組まなくてはならず、過去の方針であった GalateaTalk の利用は保留し、名古屋工業大学の開発グループが新たに New BSD ライセンスで配付を始めた Open-JTalk に着目しています。
すでにリポジトリだけは libopenjtalk という名前で作成済みです。
現在は Linux のみをサポートし、バッチ処理・ファイル入出力のみに対応しているこのエンジンに手を入れて、API を整備し、Windows 上で Python からアクセスできるようにすることを目指しています。

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