2009年度HCGシンポジウム2日目

なんとか2日目を乗り切りました。
以下は私のつぶやきの記録です。ハッシュタグ#hcgs2009のタイムラインはTogetterによる2日目のまとめをどうぞ。
自分は午後のセッションで副座長をしましたが、何事もないように副座長しながらつぶやいています。そして今日は初めてGoogle IMEで本格的に中継をやってみましたが、ATOKに見劣りしない性能であることがわかりました。。そして、自分の参加セッションを中継しながら、他のセッションの様子をTLで拝読させていただきました。学会におけるTwitterの使い方もいろいろあるんだなあ、と思った一日でした。
福祉情報工学やアクセシビリティに関するセッションはあちこちのセッションにばらまかれる形で今回のHCGシンポジウムは進んでいます。従来のWITとは違う緊張感や意見交換があり、有意義なチャレンジになったと思っています。でも、よーく見ると、非常に関連の深い発表を表番組・裏番組にしたことなど、たくさん失敗をしてたことに気づきました。。
もう一言だけ。最後の企画セッションの最後でノートパソコンのバッテリが足りなくなりました。

  • 08:05  #hcgs2009 HCGシンポジウム2日目。9時から3パラ。15:45から伊藤氏(クリプトン社長)の講演。17:05から2パラで企画「情報メディアと子ども」と「社会学的アプローチによる人-人,人-ロボットのコミュニケーション研究」
  • 09:32  #hcgs2009 A4-2 小倉さん「オンライン上のテキスト・コミュニケーションにおける「間」の再考」「過去の研究:間が長ければそれに見合った長さのメッセージが返ってくる(水上・石田2002)」
  • 09:33  #hcgs2009 A4-2 小倉さん「検証:発言インターバル、文字数、打鍵数の関係。修正行動、発言の印象。将来はメッセージの書き手の感情を忠実に伝えたい」
  • 09:35  #hcgs2009 A4-2 小倉さん「被験者は日常的なチャットのパワーユーザ10組。どのキーをどの時刻に押したかを記録。分析準備:打鍵履歴と発言時刻の対応付け」
  • 09:39  #hcgs2009 A4-2 小倉さん「文字数と打鍵数は強い相関。インターバルと打鍵数に中程度の相関。インターバルと文字数には相関なし。先行研究と違う結果。時間に相応したメッセージ編集作業に過ぎない?」
  • 09:42  #hcgs2009 A4-2 小倉さん「変換作業の影響?文字数と打鍵数は比例しない?意味のあるメッセージ編集?削除キーの使い方を分析。半分は発言そのものの削除。書いたり消したり:感情の表れ?」
  • 09:48  #hcgs2009 A4-2 小倉さん「課題:分かち書き(一分を複数発話に分割)の検討?」議論「研究目的?感情変化?印象の悪さを判定する手がかり?」「顔文字で補完?(笑)と書いてもゴマカシかも知れない」
  • 09:51  #hcgs2009 A4-2 小倉さん議論「印象変化を知るための分析的な実験を行うべき?」「時間・連鎖構造が重要。打鍵数=表出されないリソースに着目するのは興味深い」
  • 09:52  #hcgs2009 A4-2 小倉さん議論「隣接ペアの検討は?今後行う」
  • 09:53  #hcgs2009 A4-3 飯田さん「”●” プロンプタを用いるコミュニケーションシステムにおける会話の分析 ― GTA による“●” の利用プロセスの分析 ―」コミュニケーションのセッションは1件目キャンセル
  • 09:56  #hcgs2009 A4-3 飯田さん「黒丸プロンプタ。研究背景:CMC。ネットを介して2人でチャットする。大きさや位置の違う黒丸の図2枚で「小さくなった」「距離が離れた」など」
  • 09:58  #hcgs2009 A4-3 飯田さん「デモ:今までの私(小さい黒丸)。10年後成長!(大きい黒丸)」「物語作成によるコミュニケーション。過去は質問紙で量的分析による評価。今回はインタビュー」
  • 10:02  #hcgs2009 A4-3 飯田さん「GTAによる分析。書き起こして切片化、ラベル化、カテゴリー生成、関連図作成」
  • 10:14  #hcgs2009 A4-3 飯田さん「分析結果:多義性、発想への刺激、俯瞰的な表現、相手のパーソナリティの読み取り」議論「ピクトグラムは会話として理解してよい?まず表現の特徴をまとめては?」「なぜ黒丸なのか?他の色や形と比べて発想を制限しにくい。表現固定化を回避」
  • 10:16  #hcgs2009 A4-3 飯田さん議論「相手から受け取ったものを直せる?顔が亀に再解釈されるなど。ジェスチャ研究では相手の使った空間、参照点、形などを共有していく」
  • 10:29  #hcgs2009 休憩中。次は「行動支援」「インタフェースとシステム」「料理」の3パラ。
  • 10:34  #hcgs2009 セッションC5:料理
  • 10:41  #hcgs2009 C5-1 瀬戸さん「デモビデオ:皿の残量が減ると次のおすすめ料理が表示される。従来の飲食店:料亭やバーでは状況に合わせたきめ細かい推薦。従業員の負担が大きい。システムで支援を」
  • 10:43  #hcgs2009 C5-1 瀬戸さん「推薦は経験的。系統的な知見?推薦の印象?タイミングの印象は個人差が少ないはず。まずタイミングに着目」
  • 10:45  #hcgs2009 C5-1 瀬戸さん「料理写真を使った想定実験。被験者は研究室の学生。状況:ハンバーグ定食。推薦:アイスクリーム。実験後アンケート回答」
  • 10:47  #hcgs2009 C5-1 瀬戸さん「空腹度合2水準、食事進行7水準。実際には12条件の組み合わせで。質問:推薦されたものを注文したいか、推薦が迷惑に感じるか」
  • 10:51  #hcgs2009 C5-1 瀬戸さん「結果:空腹度合いの効果は有意差なし。料理残量25%以降で推薦の評価が高い。残量100%で推薦は迷惑。アイスクリームを用いた影響も?」
  • 10:58  #hcgs2009 C5-1 瀬戸さん議論「食事だとタイミングは自明で料理内容選びが難しいはず。従業員に提示して支援するシステムは?まず気のきくタイミングに挑戦したい」「多人数の食事だと会話が影響?」
  • 11:00  #hcgs2009 C5-1 瀬戸さん議論「多人数。知見は一部あるがどう組み込むか検討したい」「日本人のおもてなしの心?プロの知見を集積しては?」
  • 11:04  #hcgs2009 C5-2 佐野さん「高齢者や障害者向け料理行動支援システムのデザイン」「認知症予防。高次脳機能障害のリハビリ。買い物、献立、調理、摂食の各ポイントで支援」
  • 11:08  #hcgs2009 C5-2 佐野さん「遂行支援:短期記憶量の制御。注意力。タスク知識の抽象度制御:小口切り、千切り、輪切り、いちょう切り、拍子木切り。。認知能力。タスク再構成」
  • 11:11  #hcgs2009 C5-2 佐野さん「割り込み:急な来客など。高次脳機能障害患者向けモデルを1年間実践。マルチモーダル。視線移動・短期記憶を回避。相互参照のないレシピに書き換える」
  • 11:18  #hcgs2009 C5-2とA5-2をパラにしたのは失敗だったか。。
  • 11:26  #hcgs2009 C5-2 佐野さん議論「大事な研究。初心者と上級者の問題の延長にある?論文が書けるか不安。発想支援あたりをベースにしたい」「きちんと事例研究を。学会も支援を。ケースごとに違う。特定の個人について積み重ねるべき」
  • 11:29  #hcgs2009 C5-3 加藤さん「情報削減によるお弁当画像のおいしさ解析方法 」「2つの写真。どちらのお弁当が美味しそう?左右反転画像、盛り付けで印象が変わる」
  • 11:32  #hcgs2009 C5-3 加藤さん「おいしさの認識:内観で理由が不明。画像をだんだん小さくすると卵の位置だけわかる。注視点をコントロールできる」
  • 11:37  #hcgs2009 C5-3 加藤さん「お弁当画像をだんだん大きくする:まず卵の配置。次にウインナーのテカリが見える。そして野菜。予備実験:キーワードの抽出。どちらがおいしそうですか」
  • 11:48  #hcgs2009 C5-3 加藤さん「応用例:食品メーカーのパッケージ。改訂の効果。甘口と辛口の区別」議論「被験者は盛り付けの作法を知っている?利き手の影響など作法も多数?知識のない一般消費者を対象に。ルールの要因が混在?」
  • 11:55  #hcgs2009 C5-3 加藤さん議論「アテンション分析手法として有用」「解像度で判断の変わる被験者は解析しやすい。個別要素の評価が可能。パッケージを一瞬で選ぶ人も数分かけて読む人もいる」
  • 11:57  #hcgs2009 C5-3 加藤さん議論「なぜ小さくするのか?モザイクでは不自然。遠くにあることを想定」
  • 12:01  #hcgs2009 C5-4 伊藤さん「食材データベースと連携した料理情報システム」「経緯:食材情報提供システム「いわて食マップ」生産者のブランド化など。食材263件、生産者116件」
  • 12:06  #hcgs2009 C5-4 伊藤さん「経緯:岩手の食材による料理情報の要望。既存技術:CookPadなど。要求:地域性、消費者の個別ニーズ、栄養素の考慮。「ぐるめサーチャー」を構築」
  • 12:15  #hcgs2009 C5-4 伊藤さん「調理師が情報登録。食品成分DBを参照。今後実装:年代性別ごとのスコアリングで推薦」
  • 12:19  #hcgs2009 C5-4 伊藤さん議論「レストランの料理の宣伝だけで観光に行く?お店紹介などと関連すべき?参加店を増やす予定」「国内自給率をメニューごとに見せる実験と関連?」
  • 12:21  #hcgs2009 C5-4 伊藤さん議論「地産地消はよいこと。食べられるタイミングなど詳細に調べては?」
  • 13:53  #hcgs2009 A6-1 鎌田さん「福祉プラザの入口からカウンターや事務室までの経路。「てくてくラジオ」と名刺型ラジオ。途中に階段、T字路、吹き抜けなど」
  • 13:58  #hcgs2009 A6-1 鎌田さん「まず先天全盲で経路の熟練者の意見を聞く。今の地点、経路、次の地点。評価者:階段からちょっと戻る:わかりやすい戦略」
  • 13:59  #hcgs2009 A6-1 鎌田さん「協力者A:最小限の情報を。協力者B:たくさん説明を。何を無視してよいか知りたい。歩行スキルではなく建物の経験の差?」
  • 14:02  #hcgs2009 A6-1 鎌田さん「ラジオへの慣れ。機種によっては無信号で雑音が出ない。音楽を聞きながら歩くスキルが有用?」
  • 14:04  #hcgs2009 A6-1 鎌田さん「課題:事前の情報提供?予め目印を聞いておく?建物の構造の事前知識?」
  • 14:08  #hcgs2009 A6-1 鎌田さん議論「ラジオ経験?外界の音の遮断?注意の配分?好まれるイアホンがある」「良いメッセージの長さは?50文字は長すぎる。40文字くらいに削減。その場で一番早く知りたい情報が文頭に欲しい」
  • 14:10  #hcgs2009 A6-1 鎌田さん「事前情報で個人差を埋める。足りない部分を現場でカバー。できるだけ多くの人が汎用に使える方法を」
  • 14:13  #hcgs2009 A6-2 中久保さん「ウェアラブルナビゲーションシステムのための指さし動作からの目的地候補推定」「背景:街中で見えているビルに行く経路が分からない。関連:音声で目的地入力。目的地の名前が分からない」
  • 14:15  #hcgs2009 A6-2 中久保さん「ウェアラブルなAR:指差し入力で。経路も目的地名称も不明なときに有用。要素:カメラ、トラッキングセンサ、GPS、3D地図データ。HMDを装着」
  • 14:22  #hcgs2009 A6-2 中久保さん「指差した画素、逆透視投影変換。カメラ方向で回転。高さと方向から目的地を検索。手の形を変えると候補固定。インタフェース試作:左側に目的地候補サムネイルを近い順に」
  • 14:27  #hcgs2009 A6-2 中久保さん「考察:誤差もあるが指を動かせば現れる。建物密集で候補が頻繁に入れ替わる。課題:即座に決定できるインタフェース」
  • 14:34  #hcgs2009 A6-2 中久保さん議論「非常に遠いところも指せてしまう。電車移動?ナビゲーション次第」「計測条件は実環境で?」「既知の建物でキャリブレーション?」「実写にCGを重ねる?精度の問題」「AppleのDockライクな操作?」
  • 14:35  #hcgs2009 A6-2 中久保さん議論「オクルージョン?」「画面そのものを拡大して精度を高めては?指差しの誤差と測定の誤差のどちらかを排除する方法を」
  • 14:39  #hcgs2009 A6-3 前川さん「経路選択支援システムの改善とその評価」「背景:外出に消極的な視覚障害者。外出プランの形成、目的地と経路の設定、ユーザ主体のプラン形成を支援したい」
  • 14:45  #hcgs2009 A6-3 前川さん「AHP階層分析法:主観と勘の反映。心理的負担軽減。経路の嗜好の入力。最適経路の決定。過去の研究がある。ノード番号による位置入力が必要」
  • 14:50  #hcgs2009 A6-3 前川さん「目的:地点入力と案内文生成の改善。ランドマークを登録。頭出し再生機能。評価:経路を想像できる楽しさ。通過する交差点の数を知りたい。各パスの案内文で現在位置を確認したい」
  • 15:02  #hcgs2009 A6-3 前川さん議論「楽しさ?案内文を読むこと」「聞き返し?1操作ではできない。ショートカットキーは可能」「危険ポイント?データ次第」「距離の記述の細かさ?歩行スキルの個人差、戦略?交差点から見えるもの」
  • 15:08  #hcgs2009 A6-4 渡辺さん「触地図を使った視覚障害者の歩行実験」「古くからあるが普及していない。駅から会場までの例。ランドマークが有用:聴覚、触覚、嗅覚。パチンコ屋、飲食店、コンビニ、走行車、歩行者」
  • 15:11  #hcgs2009 A6-4 渡辺さん「TMACSを開発。記号には規定がない。立体コピー用紙。現像機。ランドマークリストは別紙。実験は東京:ICレコーダーでつぶやきながら歩行させる」
  • 15:20  #hcgs2009 A6-4 渡辺さん「信号機:音響式でないと分からない、歩道の段差で推測。ファストフードは匂わない。駐車場入口を交差する道路と混同。実験の様子の映像。定量的ではないが有効性確認」
  • 15:26  #hcgs2009 A6-4 渡辺さん「課題:適度なランドマーク間隔」議論「広い空間:公園?周囲の植え込み?地図の表現上の問題」「公共空地、歩道が突然広くなる。事前の教示から社会的常識で」
  • 15:28  #hcgs2009 A6-4 渡辺さん議論「触地図の肯定派と否定派の境界は?周囲の人がアクティブ、先天、触ることへの慣れ、触地図を使う訓練が必要」

HCG招待講演 S2:「初音ミク as an interface」

  • 15:54  #hcgs2009 HCG招待講演 S2:「初音ミク as an interface」伊藤博之さん(クリプトン・フューチャー・メディア) まず「初音ミク」の製品説明
  • 16:03  #hcgs2009 伊藤氏「仮想楽器=ニッチな商品。2007年8月の発売。ポジティブなスパイラルの形成。会社:「音」で発想するチーム。仮想音源、サウンド素材、携帯コンテンツ」
  • 16:09  #hcgs2009 伊藤氏「インタフェースと著作権の考察を。インタフェース:周知性、実用性、公共性。唯一性=規格化。著作権:創作により著作者に発生。著作物は法律で定義」
  • 16:12  #hcgs2009 意外に堅い話ですね。。
  • 16:13  #hcgs2009 伊藤氏「著作権法=他人の著作物を無断利用してはいけない。デフォルトはNG。一部はOK」「インタフェースは誰でも使えなくてはならない。著作権は誰もが勝手に使われては困る。相反する」
  • 16:15  #hcgs2009 伊藤氏「インタフェースに著作物を許すための許諾の拡張=ライセンス。フリーソフト、CC、米国のフェアユース」
  • 16:19  #hcgs2009 伊藤氏「初音ミク:キャラクターに関心。イラストを書く人など。創造のインタフェースと保護される著作物を整合。キャラクター利用ガイドラインを制定。ピアプロ=投稿サイトを開始」
  • 16:21  #hcgs2009 伊藤氏「ピアプロダクション:創造の場。二次利用、自己実現、コラボレーション」
  • 16:23  #hcgs2009 確かに開発者視点の議論だが「開発ツール開発者視点」とも言える。問題はガイドラインが許容可能かどうか。。
  • 16:26  #hcgs2009 非営利有償と営利有償の区別は難しそうだ。営利法人かどうか?
  • 16:33  #hcgs2009 伊藤氏「ピアプロに入って利用規約を承諾。二次的著作物のクリアランス。使いました報告が可能。CC的なライセンス宣言方法。非営利が選択必須」
  • 16:34  #hcgs2009 インタフェース全般について、ツールビジネスのエコシステムのキモはライセンス、という話になるのかな。。
  • 16:36  #hcgs2009 伊藤氏「CGMの時代:アラン・ケイ、アラビン・トフラーの予言の実現。3つのチープ革命:コンピュータ、ソフトウェア、ネットワーク。人間のクリエイティビティ」
  • 16:39  #hcgs2009 伊藤氏「ビジネスモデル:自律分散。オープン性(特にTwitterは過剰に)。私的生産(ミクシィ)。目に見えない成果(スター、サンシャイン牧場)」
  • 16:44  #hcgs2009 伊藤氏「従来型ビジネスモデルとの対立。パラダイムシフト。プロシューマ(生産する消費者)の再発明。著作権の見直し。コンテンツより人間の可処分時間が有限」
  • 16:47  #hcgs2009 伊藤氏「著作物が潤沢に。原則NGから原則OKに?CCやPCLが解決案」「インタフェース化する世界:疎結合。非同期」
  • 16:53  #hcgs2009 伊藤氏質問「オープンとクローズのバランス?収益モデルから収穫モデルにシフト化」「インタフェース=点ではなく界面?つながっていくもの?人が関わることの有機性」
  • 16:53  #hcgs2009 インタフェース?ネットワーク?
  • 16:54  #hcgs2009 招待講演終了。これから2パラで企画セッション。

企画セッション「情報メディアと子ども」

  • 17:11  #hcgs2009 HIP 研究会企画セッション「情報メディアと子ども」開先生「人間発達環境とメディア。発達神経脳科学、実験心理学の知見を踏まえて」
  • 17:17  #hcgs2009 開さん「科学者が乳児のテレビ視聴に警告。科学:エビデンスの蓄積。誠実なアウトリーチ。疫学的調査:幼児向け教育番組の有効性?赤ちゃん向けDVDは語彙発達にネガティブ?暴力的映像?」
  • 17:27  #hcgs2009 金沢さん「子どもの視認知機能の発達。チュートリアル的に。0~8ヶ月の乳児の視覚世界を実験で明らかにしたい。3ヶ月と8ヶ月で刺激への反応が違う」
  • 17:30  #hcgs2009 金沢さん「視覚=17野のシナプスの数は生後8ヶ月に向かって急増。どうやって研究?赤ちゃんの好きな図形:選好注視 Fantz 1979」「2つの刺激の注視時間の有意差=区別している」
  • 17:33  #hcgs2009 金沢さん「馴化法:赤ちゃんは新しいものを見たがる。区別できるなら新しいものを注視する。一旦飽きさせて次を提示。基本は2つの刺激の区別」
  • 17:38  #hcgs2009 金沢さん「赤ちゃんの視力は1ヶ月で0.03。6ヶ月で0.2。コントラスト感度の発達。受容野の発達モデル。抑制型の発達=視力」
  • 17:42  #hcgs2009 金沢さん「ポケモン事件後の業界基準も実験データから見れば厳しすぎる」「2~3ヶ月から皮質が発達。拡大パターンを区別する。5ヶ月ごろ両眼立体視が成立」
  • 17:45  #hcgs2009 金沢さん「3ヶ月頃:動いていると識別できるが、止まっていると分からない。5ヶ月で奥行きを理解?7ヶ月で奥行手がかりを統合、陰影から位置がわかる」
  • 17:49  #hcgs2009 金沢さん「視知覚の発達は運動能力を締切に?」質問「人間以外?生まれたときにここまで不完全ではない。順番にはなにか意味がありそう」
  • 17:56  #hcgs2009 K2「情報メディアと子ども」辻本さん「子どもの脳の構造と機能」「流れ:脳の構造的変化、機能的変化の仮説、検証と考察」「脳の大きさの変化:とりあえず神経回路を多く作っておき、適したものだけを選択して残す?」
  • 18:07  #hcgs2009 K2 辻本さん「仮説:神経回路が分化・専門化?行動実験:前頭前野を使いそうなタスクを幼稚園児と小学校中学年で。N-back task、反応抑制。幼児園児はタスク間相関が高い。成長により分化?」
  • 18:20  #hcgs2009 K2 菅原さん「メディアと子どもの発達:生後6年間の縦断的研究から」「コンテンツの影響?年齢にふさわしい教育的内容」「接触時間の影響?結論は出ていない」
  • 18:28  #hcgs2009 K2 菅原さん「子どもに良い放送プロジェクト。調査:視聴日誌、両親にアンケート。生後5~11ヶ月のテレビ接触時間の分布:家庭差がある。1歳で意味情報刺激に」
  • 18:37  #hcgs2009 K2 菅原さん「0歳時のテレビ接触と視聴のクラス分け。発達的結果変数との関連。親の学歴、子どもの衝動制御など。テレビは原因でなく結果の一部?」
  • 18:39  #hcgs2009 K2 菅原さん「語彙獲得。絵本の主効果は大。テレビ視聴時間は有意でない。テレビ視聴中の親子の会話が語彙獲得を促進?」


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