2009年度HCGシンポジウム1日目

いろいろあって内容の濃い一日でした。ここには私のつぶやいた記録だけ掲載します。Twitterのハッシュタグ #hcgs2009 で検索していただくとよいでしょう。
追記:Togetterのリストを作りました。

  • 07:58  #hcgs2009 今日は9時半から15時頃までAとBに分かれてセッション。その後、原島先生の招待講演。インタラクティブセッション。懇親会と授賞式。
  • 08:37  東西線4番車両は安心車両。札幌地下鉄
  • 09:34  #hcgs2009 B1-1 中山さん「加速度センサを用いた個人認証方式の提案」「バイオメトリクス認証の比較:身体的特徴か行動的特徴か。後者は安価で受容性が高い」
  • 09:39  #hcgs2009 B1-1 中山さん「ジェスチャーによる個人認証。機器コストが低い。精度が課題。自己組織化マップ(SOM)を使うことを提案。精度評価の実験。Wiiリモコンで空中に三角形を描く動作。被験者5人」
  • 09:45  #hcgs2009 B1-1 中山さん「FARとFRRの交点EER(等誤り率)で評価。被験者による性能差。一人だけFRRが高い。登録用データのばらつきが原因。十分な練習が必要」
  • 09:49  #hcgs2009 B1-1 中山さん「今回は1つのマップ5人まで。多数マップを使えば人数を増やせる。学習に時間がかかる」
  • 09:55  #hcgs2009 B1-1 中山さん「加速度をもちいるので角が多い方が特徴が出やすい 。右手に持って頂点から反時計回りと統制」「実用性?KDDIが進めている。学習ベースの手法が妥当なのか?曖昧性は減らせる見込み」
  • 09:56  #hcgs2009 B1:ジェスチャ、セッション2件目へ
  • 09:58  #hcgs2009 B1-2 安藤さん「共同パントマイムにおけるジェスチャの認識および生成」「対面コミュニケーションの快さ。舞台芸術の身体協調に着目。ICT応用舞台芸術を目指す」
  • 10:01  #hcgs2009 B1-2 安藤さん「演技者と仮想物体のコミュニケーション。パントマイムはなぜ成り立つのか」「関連研究:発話中の自発的ジェスチャ、聞き手の頷き、呼吸と運動のテンポ。舞台でも呼吸の同調」
  • 10:02  #hcgs2009 B1-2 安藤さん「過去にモーションキャプチャで実験。身体部位の相互関連パターン。Bartolo 2003 のジェスチャモデルを共同パントマイムに発展」
  • 10:07  #hcgs2009 B1-2 安藤さん「見えないボールのキャッチボール」「被験者2人をVicon512で測定。ボールの有無で協調の違いがあるか?投げる側と受ける側の動きのタイミング例」
  • 10:14  #hcgs2009 B1-2 安藤さん「ボール有無での投球・捕球の時間差、速度、姿勢などの比較。仮想のボールに視線。認知とパントマイム生成の同時処理。行為に伴う作用の保存=共有感」
  • 10:17  #hcgs2009 B1-2 安藤さん議論「ボールの重さの前提が結果を左右している?あり得る。今回はドッジボールをなるべく音をさせずに受け取れ、という教示をした」
  • 10:20  #hcgs2009 B1-2 安藤さん議論「演技者へのインタビューで意図を確認しながら分析する必要」「ボールの軽さ・重さを投げる側が使い分けられて、それを受ける側が認識する、という課題もあるのでは」
  • 10:24  #hcgs2009 B1-3 青木さん「対象が複数ある場合のポインティング特性」「基礎研究:Fittsの法則。Mackenzie&Buxton 1992 で二次元への拡張。MS Office2007のリボン:遠くのメニューは大きく、近くのメニューは小さく」
  • 10:27  #hcgs2009 B1-3 青木さん「AppleのDockもFitts法則の応用。従来の研究ではターゲットが一つだった。本研究で扱うのは複数ターゲット。探索が終わったあとのマウスの移動に絞る」
  • 10:32  #hcgs2009 B1-3 青木さん「実験:開始点をクリックして、ターゲットをクリック。ターゲットの周囲にダミーを表示。結果:ダミー数の主効果が有意。考察:余計な情報の表示、クリックし間違えないように慎重になった」
  • 10:37  #hcgs2009 B1-3 青木さん「開始点と移動方向の交互作用の考察。ポインティング時間の変化。「上からさらに上へ、下からさらに下へ」で時間増大。上肢の可動域が原因?」
  • 10:42  #hcgs2009 B1-3 青木さん議論「速度が一定だから距離が伸びているはず。通り過ぎている?ダミーの個数は関係ある?周囲をどの向きから囲んでいるか。ダミーとの間隔がターゲットの大きさに相当する効果?」
  • 10:46  #hcgs2009 B1-3 青木さん議論「個人差?早い人と遅い人に分かれる。クリックミスの定義?ターゲット以外の場所はすべてミスと定義。慣れの効果、考慮していない。順序効果の考慮は?刺激はランダムに呈示。」
  • 11:05  #hcgs2009 会場AがプロジェクターのトラブルでいまセッションA1終了。セッションA2の開始時間は5分遅れの11:10から。
  • 11:09  #hcgs2009 会場Aに移動。b-mobile 3Gから会場の無線LANに切り替えた。A2「聴覚障がい」セッション。
  • 11:11  #hcgs2009 A2-1 遠峯さん「TVMLを用いた日本手話コミュニケーションシステムの構築」
  • 11:13  #hcgs2009 A2-1 遠峯さん「日本手話コミュニケーションシステムの紹介。文章を入力するとCGアニメーションを出力。手話未習得者に使える簡便なシステムを。MOCAPで収録した動作データ利用」
  • 11:15  #hcgs2009 A2-1 遠峯さん「光学式モーションキャプチャを使用。赤外線。体にマーカを装着。従来の技術は人間らしくない不自然さ。モデルの表現力を高めたい」
  • 11:19  #hcgs2009 A2-1 遠峯さん「TVML:テレビ番組作成のためのスクリプト言語。MOCAPのbvhファイルを再生できる。本システムのアニメーション生成技術として利用」
  • 11:23  #hcgs2009 A2-1 遠峯さん「システム:登録単語数4600単語。チャットモードとシングルモード。映像の紹介。助詞を指文字で表示するか設定変更可」
  • 11:25  #hcgs2009 A2-1 遠峯さん「処理の概要。形態素解析(ChaSen)。単語DBとの照合。未知語は指文字で。評価:健常者約30人に2人一組でチャット利用させて使いやすさなどを質問」
  • 11:31  #hcgs2009 A2-1 遠峯さん「課題:登録単語語彙を拡大。キャラクタの表情を増やす」議論「読み取りの支援も必要?CGキャラクタの瞬きはなぜ?辞書は日本手話でなく日本語の単語ベース?」
  • 11:34  #hcgs2009 A2-1 遠峯さん議論「現状は手話産出システム。瞬きはデータに基づいていない。現状は日本手話でなく日本語対応手話」
  • 11:35  #hcgs2009 A2-1 遠峯さん議論「いまは日本語対応手話をやっているが手話の形態素辞書も作っている」
  • 11:38  #hcgs2009 A2-2 中園さん「動画ピクトグラムによる緊急時コミュニケーション支援システムの設計と評価」「VUTE2009 島根での発表の続編。評価実験を進めた。午後にデモをする」
  • 11:41  #hcgs2009 A2-2 中園さん「手話のユニバーサル性に着目。救急対話を対象。ピクトグラムによるQ&Aの繰り返し」
  • 11:50  #hcgs2009 A2-2 聴覚障がいのセッションを編成した担当者としては「手話のユニバーサル性」という切り口で他の発表者と絡む議論を期待しています。。
  • 11:58  #hcgs2009 A2-2 中園さん「実験:漫画で被験者に状況説明。特に英語が苦手な人はピクトグラムが有効」
  • 12:00  #hcgs2009 A2-2 中園さん議論「エラー率の差があったか?時間の差でしか評価できない」
  • 12:01  #hcgs2009 A2-2 中園さん議論「手話にこだわる必要はない?やるならもっとユニバーサルな表現を」
  • 12:07  #hcgs2009 A2-3 奥田さん「両耳間の時間差を利用し、明瞭度を上げる補聴器の研究」「伝音難聴と感音難聴。補聴器、人工内耳。頭部伝達関数。先行研究との違い=カナル型を使わずコストを下げる。指向性を上げる」
  • 12:13  #hcgs2009 A2-3 奥田さん「高齢者の実情:一対一の会話が多い。特定方向の音を拾えばよい。回路の説明。今後の課題は回路制作と調整、評価」
  • 12:17  #hcgs2009 A2-3 奥田さん議論「アルゴリズムは?HRTFとの関連?時間差のない音だけを増幅する」「指向性を高めて正面に持って行くのがポイント?既存の製品は生活に困らない程度に高めている。危険を知る音は遮断しないべき?」
  • 12:22  #hcgs2009 A2-3 奥田さん議論「既存製品と比べて機能に制約はあるが低コスト、という位置づけの研究?本当に使える場面がある?従来研究より良くなる見通し?既存研究は雑音抑圧に注力。提案法は指向性に焦点」
  • 12:24  #hcgs2009 A2-3 奥田さん議論「集音器との違い?音楽を楽しめる音質を目指す。最終コストは?イヤホンによる」
  • 12:24  #hcgs2009 A2 セッション終了。13:50から再開。
  • 13:52  #hcgs2009 セッションA3: 学習障がい
  • 13:55  #hcgs2009 A3-1 簗田さん「読み書きに苦手さをもつ児童の視機能および知能検査について」「近見視力。弱視児と知能検査の関連性。眼球運動」
  • 14:01  #hcgs2009 A3-1 簗田さん「WISC-Ⅲ:知能発達検査。DEM:眼球運動発達検査。NSUCO:眼球運動検査。眼球運動に問題があると、書写が苦手、集中力が続かない、など」
  • 14:13  #hcgs2009 A3-1 簗田さん議論「主訴があり通院した人が対象。脳の可塑性?当たり前に見えるが関連研究が少ない」「注意と眼球運動の関係は検査可能?NSUCOは注視できることが測定の前提」
  • 14:14  #hcgs2009 A3-1 簗田さん議論「トレーニング効果の評価?病院以外の立場からの評価が望まれる。病院としてはトレーニングの仕方を広げたい」
  • 14:18  #hcgs2009 A3-2 森本さん「失読症者が漢字を誤認識する際の字形の特徴」「非実在単語を選択する回数から文字認識の手がかりを探る」
  • 14:22  #hcgs2009 A3-2 森本さん「類似度算出法を提案。例えば「折」と「析」の類似度は93.8%」
  • 14:33  #hcgs2009 A3-2 森本さん「類似度と選択時間の相関を検討。呈示位置の影響。注意障がいと失読障がいの違い」
  • 14:35  #hcgs2009 A3-2 森本さん議論「文献と今回の結果の不一致?課題の難易度・標準正解率がそもそも違う」
  • 14:38  #hcgs2009 A3-2 森本さん議論「意味についての統制は?単語でなく単文字でやったか?ひらがなとカタカナの差?」「音については間違いがなさそうだった。単漢字ではやってない。数字はもっと苦手。特徴量の少なさ?」
  • 14:39  #hcgs2009 A3-2 森本さん議論「類似度の計算方法?オリジナル。いろいろ試行錯誤した」
  • 14:40  #hcgs2009 A3-3 村山さん「リアルタイム画像処理を利用した学習障害者向け、教材提示方法の提案 -キャラクタボックスイメージ処理を利用した教材開発の考察-」
  • 14:44  #hcgs2009 A3-3 村山さん「都立の特別支援学校、肢体不自由、LDの傾向が多い子供の学校。マルチメディアDAISYの効果が高いが教材作成困難。カードを使って情報の一部を呈示する手法」
  • 14:46  #hcgs2009 A3-3 村山さん「要求。教材作成:単機能の複数プログラムが使いやすい。OCRを使わない。印刷原稿を利用」
  • 14:51  #hcgs2009 A3-3 村山さん「低価格のUSBカメラで画像を取り込む。画像処理で歪み補正(OpenCV)。行を見やすくする補助線を自動で付与」
  • 14:55  #hcgs2009 A3-3 村山さん「注目行だけを表示する機能も。現場の先生の要望をきいて調整する予定」
  • 15:04  #hcgs2009 A3-3 村山さん「先生方の要望が日夜変わる」議論「テキスト情報を使う選択肢も重要では?拡大は可能。文字を太くすることもできる。読み上げもヒアリング中」
  • 15:05  #hcgs2009 A3-3 村山さん議論「文節認識も画像でやるのか?誤認識のチェックはさせない前提。手作業でローテクにやるべきかも」
  • 15:06  #hcgs2009 A3-3 村山さん議論「プリントディスアビリティという問題に関連」セッション終了
  • 15:23  #hcgs2009 ホワイトボードにハッシュタグを書いていたらTwitterの使い方を質問されまくるなう。

招待講演とインタラクティブセッション

  • 15:24  #hcgs2009 招待講演:原島博先生(東京大学名誉教授)「科学技術を文化に:その可能性を探る」
  • 15:27  #hcgs2009 HCGシンポジウム http://bit.ly/6xVc5N
  • 15:32  #hcgs2009 長嶋先生による原島先生の紹介「コミュニケーション工学者、顔学者。。HCGの創始者」http://bit.ly/5VGnOF
  • 15:35  #hcgs2009 原島先生「ヒューマンコミュニケーション工学。情報理論、通信方式、画像符号化、そして顔学、バーチャルリアリティ、コンテンツ」
  • 15:37  #hcgs2009 原島先生「CREST「デジタルメディア作品・・・」2011年まで=科学技術を文化へ」「文系に任せるべき?緊急性がない?どう推進し成果を評価?」「ちゃんと理論武装してある」
  • 15:38  #hcgs2009 原島先生「科学の歴史。近代科学、科学革命。17世紀:コペルニクス、デカルト、ニュートン、ガリレオ、ケプラー。実験的方法に基づく実証的知識」
  • 15:40  #hcgs2009 原島先生「19世紀の第二次科学革命:自然哲学と独立した「科学者」という専門職が誕生」「同業者団体としての学会組織の整備」「専門誌の刊行、レフリー制度。科学の制度化」
  • 15:42  #hcgs2009 原島先生「プロジェクトとしての科学技術(20世紀):国家主導。始まりは軍事。1940米国防省。戦争に勝つには科学技術。平時にも科学が重要。V.ブッシュ。軍民転換。科学のモード論」
  • 15:43  #hcgs2009 原島先生「モード1:ボトムアップ。モード2:トップダウン。日本の科学技術はどのように推進されてきたか?明治以降、戦前は富国強兵。戦後は産業振興」
  • 15:45  #hcgs2009 原島先生「通産省の大型研究プロジェクト。旧工業技術院。企業は自前で研究開発。この体制は90年代に大きく変容。きっかけの一つは80年代の日本たたき
  • 15:47  #hcgs2009 原島先生「基礎研究ただ乗り論。そしてバブル崩壊。かつて企業は自前で資金確保も研究者確保もできた。大学は長期的な独自の研究ができた。バブル後は産官学連携へ。国が資金確保、大学が研究者確保、企業が製品開発」
  • 15:49  #hcgs2009 原島先生「国が大型競争的資金の制度化。1995年から。厳正な評価。競争的資金。任期制。ポスドク1万人計画。研究機関は研究受託事業体として組織整備。大学・国研の法人化」
  • 15:50  #hcgs2009 原島先生「大学が外部資金の獲得に向けて企業活動。大学資本主義?臨時研究者の大量採用。研究者は社会的契約の履行者として研究推進」
  • 15:51  #hcgs2009 原島先生「研究者の社会的契約:国・産業界が契約相手。明確な目標。達成度。有限の期間でクライアントに役立つ成果を。3~5年で成果が出る研究。テーマ設定も他力本願。数値化された評価尺度」
  • 15:53  #hcgs2009 原島先生「次の地位獲得、研究費獲得のための研究。科学技術研究は管理された経済活動に」「今日の話はこんな暗い状況を変えるための主張!」
  • 15:54  #hcgs2009 原島先生「これが若き日の自分が夢見た姿だろうか?もっとワクワクドキドキするべき?社会的契約は正論だが、それではいい研究はできない」「自分が36年前に大学に残る決意をしたときの思いは?」
  • 15:56  #hcgs2009 原島先生「企業でできない、大学でしかできないことをやる。新たな学のパラダイムの創出」「クーンのパラダイム論。断続的に転換する。あるパラダイムのもとでのルーティンワーク、例えばシャノンの理論」
  • 15:58  #hcgs2009 原島先生「その後の情報理論はシャノンのパラダイムの元でのルーティンワーク。通常科学は寿命を持つ。変則事例、代替パラダイムの提案と淘汰」「競争的資金に基づく大型研究はルーティンワーク」
  • 15:59  #hcgs2009 原島先生「新たなパラダイムの創出は競争的資金と馴染まない」
  • 16:00  #hcgs2009 原島先生「モード1:科学者の個人的な好奇心。仲間内の閉じた評価。鎖国型科学。モード2は問題解決型、請負型科学。モード3の科学はないのか?」
  • 16:01  #hcgs2009 原島先生「モード3:発信型、ビジョン型の科学、メッセージ発信型の科学へ」
  • 16:02  #hcgs2009 原島先生「Seeds主導でもなく、Needs主導でもなく、Will(意志)主導の科学へ」「そのために長期的な視野の元でのビジョンが重要」
  • 16:03  #hcgs2009 原島先生「数十年、数百年先を考える。いまを相対化する。歴史の中で。500年後の歴史家はいまをどう歴史書に記すか?」「歴史の審判に耐える科学技術文化?」
  • 16:07  #hcgs2009 原島先生「未来の歴史書:19~20世紀に科学技術は核兵器を生み出し、温暖化、人類の生存を脅かすようになった。21世紀前半までは工業生産のバブル。科学技術が資源も人間も食いつぶす?」
  • 16:09  #hcgs2009 原島先生「地球持続のための科学技術。でも応急手当だけでよいのか。近代そのものの体質改善が必要。文明論的に歴史は繰り返している。環境破壊は中世にもあった」
  • 16:10  #hcgs2009 原島先生「中世:民族大移動、ヨーロッパ大陸の大開墾。生態系の破壊、暗黒の時代。近代はこれを繰り返している?大航海時代、産業革命、生態系破壊」
  • 16:11  #hcgs2009 原島先生「中世は大陸の時代、近代は地球の時代。中世から近代、に何が起きたか?ルネサンス、地理上の発見、宗教改革」
  • 16:13  #hcgs2009 原島先生「地理上の発見。地球の次は宇宙の時代。宇宙開発?エネルギーと物質を消費しない情報新大陸?」
  • 16:15  #hcgs2009 原島先生「ルネサンス:中世が忘れた物を再発見。現在:近代が忘れたものを再発見。レオナルド・ダ・ヴィンチ=芸術家であるとともに科学者・技術者。ダ・ヴィンチ科学」
  • 16:16  #hcgs2009 原島先生「宗教改革:時代の指導原理の見直し。現在に置き換えると:科学の見直し?いま科学を否定したら何が起きるか?それは絶対なのか?見直すことは時代を開くきっかけ」
  • 16:18  #hcgs2009 原島先生「人間観、価値観の変革。時代の区切り目:次の時代の指導原理となる思想、哲学が栄える」「科学技術を文化へ。いま心の豊かさをもたらす科学技術が求められている。そのキーワードが文化」
  • 16:21  #hcgs2009 原島先生「ヨーロッパでは文化の大切さが当たり前。日本では説得が必要」「例えば地球持続のために。本質的な体質改善。物質的に我慢する、から「物質的でない成長」の感覚=文化へ」
  • 16:22  #hcgs2009 原島先生「高齢化社会への対応。生命科学が延ばした寿命を幸せにつなげるために。生き甲斐のある長生きを。心豊かな長寿社会=文化」「文化立国」
  • 16:26  #hcgs2009 原島先生「研究の進め方そのものの見直しが必要?」「技術に近い研究も科学の方法論と評価尺度だった。論文数とインパクトファクターは我々の方法論ではない」
  • 16:27  #hcgs2009 原島先生「自然科学は自然の知を探り学会に蓄積する。学会への貢献が評価尺度」「大学における技術研究(工学):成果が産業によって実用化され社会に貢献されることを期待」
  • 16:28  #hcgs2009 原島先生「研究のリニアモデル:研究・学会・産業・社会」
  • 16:28  #hcgs2009 原島先生「ループモデル:まず手を動かして社会に見せる。それを研究にフィードバックして体系化を行う」「このループを繰り返した成果を学会に発表して知を蓄積」
  • 16:30  #hcgs2009 原島先生「技術の原点は手を動かしてモノを作ること。ネットがあればまず社会に出せる」「手を動かしてから頭を使う」「産業が手を動かすのを待つのではない」「まず研究→社会、そして産業・学会に戻す」
  • 16:31  #hcgs2009 原島先生「アーティストと工学研究者の発想の違い。アーティストはまず手を動かす。工学研究者はまず考える。どちらも「術」なのに工学者は自然科学的に偏っている」
  • 16:32  #hcgs2009 原島先生「インタラクティブ発表、ミュージアム、ネットでの公開。見せたことを評価する仕組み。論文だけでなく一般市民も評価者に。見せたものを頭を使ってまとめることも」
  • 16:33  #hcgs2009 原島先生「予感研究所:成果が出る前に展示をやった。ループモデルの本質」
  • 16:35  #hcgs2009 原島先生「まとめ:知的活動から経済活動へ?新たな学のパラダイム。ビジョン発信型。キーワードは文化」「文系の文化の専門家から批判?文化を科学技術に犯されたくない?批判を克服するべき」
  • 16:38  #hcgs2009 原島先生講演終了。質疑「文化系の立場から納得できた。文化は人間の行動のパターン。むしろフィロソフィ?理念、思想と置き換えられる?」「文化の定義。人間の営みすべて。文化という言葉の大切さ。厳密すぎるとメッセージ性に欠ける」
  • 16:40  #hcgs2009 インタラクティブセッション概要発表
  • 16:42  #hcgs2009 司会「概要発表は一人30秒。優秀発表上位3件は表彰。投票用紙を持ってデモを見て投票を。18:40締切。投票者にも景品があるので記名投票を」
  • 16:58  #hcgs2009 概要発表終了。これからデモ会場に移動。
  • 19:41  #hcgs2009 いま懇親会。これからインタラクティブ発表の表彰式。
  • 19:44  #hcgs2009 C4-1 社会性報酬の 川崎さん 一位
  • 19:45  #hcgs2009 I-15 付箋紙システム 有田さん 二位
  • 19:47  #hcgs2009 I-12 触地図 山口さん 一位。喜びのコメント。基礎を厚くしていきたい。


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