NVDA 2011.2 の日本語化に向けたスナップショットを更新しました。
jpdev110914
Windows の 32 ビット環境で JTalk を使っているとNVDA が黙って落ちることがあるようです。
Windows 7 SP1 32 ビット版をテスト環境に加えて作業を行っています。お気づきの点があればお知らせください。
余談(1)
NVDA は音声読み上げを一時中止したあと、その続きからの「再開」ができます。
Shift キーでポーズ。もう一度押すと再開。
調子にのって Shift キーを連打していると別のユーザ補助機能が立ち上がるので無効化する必要があります。
余談(2)
Firefox 6 で Mozilla のサイト、例えばここを開くとコンテンツのプルダウンメニューを「メニュー項目」と読み上げます。WAI-ARIA の role=”menuitem” を読んでいるようです。メニュー項目、という言葉を項目名の後ろにする方が好みですが。。
余談(3)
先日公開された Windows 8 の開発者向けプレビュー版(英語のみ)を、NVDA 本家 2011.2 でテストしてみました。
Windows Phone でも採用されている Metro という新しいユーザーインタフェースが特徴です。
アプリケーションはアイコンではなく「タイル」という四角い図形で表現され、これが画面に縦横に並びます。
従来の Windows 形式のデスクトップと切り替えることができます。
NVDA で Metro の読み上げを試したところ、row 1 column 3 などと2次元でタイル位置を読み上げました。
技術的に HTML5 が使われているから、でしょうが、NVDA は Windows 8 の時代にも安心して使えそうな気がします。。
最終的なリリースは1年以上?先ですが。。