三次(みよし)の鵜飼を見物しました。
詳しい説明は 三次観光協会 のページをどうぞ。ここに電話して予約しました。
昼間の三次の町の様子です。三次町の古い町並みには何度も足を運んでいます。
そして、巴橋からの眺め。ここが夜の鵜飼の舞台になります。
さて、集合時間が近づいたので、巴橋を超えて、受付を目指して歩くと、船が見えてきます。東京近郊のお花見シーズンの屋形船を思い出します。
夜7時過ぎに受付を済ませました。さっそく船に乗ります。私は乗合船の席を予約しましたが、他の船には貸切と思われる団体さんも。子供から大人まで。船の船頭さんも頼りになりそうな感じです。
予約したお弁当です。鮎の塩焼きもついて、満足。そして、早く食べておいてよかったと、後で思ったのです。。
日が暮れてきました。3隻の鵜飼の船がスタンバイ。白い鵜がみられるのが特徴なのだとか。3人の鵜匠は若々しい方々です。
観覧の船と鵜飼の船は巴橋の方まで移動し、そして鵜と鵜匠の活躍が始まります。写真を撮るのが難しかったので、こんなショットでご容赦ください。鵜匠の船の明かりはガス灯のようでした。
実は出発したらすぐに、小さな虫がたくさん集まってきたのです。。蚊ではないのですが、提灯の明かりだけでなく、人の皮膚や白い服装に群がりました。私は帽子をかぶってしのいだのですが、黒い長袖の上着があれば良いと思いました。休憩中にスタッフの方が何やら対策をしたらしく、休憩の後で虫はだいぶ減りましたが。。この虫たちを魚が食べているのかも。。
休憩のときには、鵜や船に大勢のお客さんが集まりました。取れる魚はやっぱり鮎のようですが、何匹もの魚を喉に蓄えているのが不思議ですね。。「飲み込みの良さ」ではなく「貯め込みの良さ」を求められる仕事です。そして部下の仕事を紐の引き具合だけでコントロールしている(ようにみえる)上司=鵜匠の仕事ぶりにも感心します。
川の水は透明で、泳いでいる鵜の足先までよく見えました。巴橋もライトアップされていました。
初代三次藩主が参勤交代の道中で長良川の鵜飼を見て、三次で鵜飼を始めさせたのだそうです。こうして伝統芸の一つとして保存されて、観光客に親しまれているのは素晴らしいことです。6月はじめから8月末まで、毎晩営業しているとのことです。
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