音声CAPTCHA報告と明日の音音研

御報告が遅れましたが、下記の発表を10月30日に行いました。

  • 西本 卓也, 松村 瞳, 渡辺 隆行: “音声CAPTCHAシステムにおける削除法と混合法の比較,” 電子情報通信学会技術報告(福祉情報工学研究会・音声研究会), WIT2009-64/SP2009-58, pp.55-60, Oct 2009.

予稿には間に合わなかったのですが、被験者8人の被験者実験データで暫定的な御報告をしました。その間に松村さんが頑張ってくれたので、現在はもう少し被験者の数が増えました。

明日の「音声・音楽研究会」の最初の時間をお借りして、被験者実験を公開でやってみたいと思います。機材の都合がありますので事前にお申し出くださった方に限らせていただきます(お二人の方にお願いする予定です)が、見学してくださっても構いません。

19:40ごろから帝京平成大学・川島尊之先生の「音源分離知覚」の話(前回のお話の続き)を伺う予定です。音源分離知覚とCAPTCHAの深いところでの繋がりを議論できれば、と思っています。

前回、私のブログを読んだ方が飛び入りで参加してくださいましたが、今回も歓迎です。そして以前からの懸案だったネット中継(具体的には stickam 中継)を試してみるかも知れません。

終了後に、久しぶりに皆様とおいしいお酒が飲めるのを楽しみにしています。