ヒューマンインタフェース学会からの依頼で、昨年12月の研究会の報告を書かせていただきました。
(引用ここから)
2007年12月5日および6日に第46回研究会「福祉工学および一般」が開催された。場所は一昨年・昨年と同じくお台場の新交通システム「ゆりかもめ」テレコムセンター駅前にある産業技術総合研究所臨海副都心センター別館・11階会議室である。テーマ担当は本学会のアクセシブル・インタフェース専門研究会(SIGACI)であり、また本研究会は電子情報通信学会の第39回福祉情報工学研究会との共催であり、さらに電子情報通信学会の脳情報通信研究会(BICT)の協賛を得た。当日の発表件数も5日に15件、6日に9件と多く、さらに6日には2件の招待講演もあったため、昨年に引き続き盛況であった。なお、12月3日と4日には感覚代行研究会による第33回感覚代行シンポジウムが、12月7日には産総研ジェロンテクノロジー研究フォーラム2007が、それぞれ同じ会場で開催された。本報告ではその内容を順を追って報告する。
(中略)
両日を通じて参加者も多く、活発な議論が行われたと感じられる。一方で情報保障に関する各講演者の配慮は必ずしも十分ではなかった。また視覚障害や肢体障害の当事者による発表や質問もあったものの、やや寂しいように感じられる。研究者が現場と関わることを支援するために、学会・研究会としても積極的な活動が必要なのではなかろうか。来年度も12月の共催研究会が予定されているが、ヒューマンインタフェースと福祉情報工学の交流が、当事者や現場の声を吸収しながら、ますます有意義かつ実りの多いものとなることを期待したい。
(引用ここまで)
のような内容です。詳しくは次号のヒューマンインタフェース学会誌をどうぞ。
執筆してみて、発表件数が多かったので書くのは辛かったですが(苦笑)こういう形でイベントの記録を残すのはいいことだなあ、と改めて思いました。
福祉情報工学研究会も見習ってなにかできたらいいなあ、と思います。