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マニラでのNVDAミーティング

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支援技術開発機構(ATDO)の主任研究員として、フィリピンのマニラに来ています。

昨日、マニラ市内の Resources for the blind の事務所にて、フィリピンの NVDA ユーザーと意見交換を行いました。

この団体ではアクセシブルな電子書籍(DAISY)の教科書を制作しており、その閲覧のために NVDA をインストールした100台の小型パソコンを生徒に貸し出しているそうです。
「JAWSの代替としてのNVDA」から「最初に覚えるスクリーンリーダーとしてのNVDA」になりつつあります。

フィリピンでは学校教育は英語で行われ、パソコンはみんな英語のオペレーティングシステムのまま使われています。しかし公用語であるタガログ語を含めた現地語での教育にも力を入れようとしています。タガログ語対応など音声合成技術の充実が望まれています。

日本のスクリーンリーダー利用者と同じニーズもあり、異なる点もありました。
スクリーンリーダーがいかに就労を支援できるか、という問題は切実ですが、やるべきことは必ずしも日本と同じではないようでした。

マニラで移動中の渋滞に巻き込まれているあいだに NVDA 2012.3 がリリースされました。
本家のこの最新版は、日本語チームによる提案や改良が数多く反映されています。
一方で、NVDA 日本語チームは、インストーラーを日本語音声でしゃべらせること、日本語文字入力や文字説明のサポートを改良すること、などを目的とした NVDA 日本語版を、ひきつづき開発しています。
NVDA 日本語版 2012.3jp のリリースまで、もうしばらくお待ちください。