先日、下記の発表をしました。
- 西本 卓也: “音声インタフェースとWebアクセシビリティ,” ヒューマンインタフェース学会第4回SIGACI研究談話会/第30回UAI研究会, 15th Nov 2008.
この予稿の中で紹介した「インタフェースの原則」は、私の研究の中核になる概念です。今回これを吟味していて、
- III 頑健性に関する原則
- c. 探索可能性の原則 : あるコマンド操作とその実行結果の対応付けを容易に学習できるために、あらゆる操作は可能なかぎり取り消し可能とする。
という項目の追加が必要だと思えてきました。
これまでWebアクセシビリティにおいて undo 機能の重要性を確認する実験を行ってきました。現在は Ruby on Rails による VoiceXML アプリケーションフレームワークと Galatea Dialog Studio の実装に、どのように undo の機能を組み込むかを検討しています。