ひさしぶりに CodeGear 3rdRail を触っています。
きっかけはインプレスジャパンのこの本です。
基礎Ruby on Rails (IMPRESS KISO SERIES)
- 作者: 黒田努, 佐藤和人, オイアクス
- 出版社/メーカー: インプレスジャパン
- 発売日: 2007/10
- メディア: 単行本
- 購入: 2人 クリック: 24回
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Ruby on Rails の環境、ライブラリ群、そして Ruby 言語の、すべてにおいて初心者の人を対象にした本であり、とても読みやすいと思います。
この本を片手に 3rdRail で遊ぶのも、なかなか良さそうです。
この本の第1章だけを試してみて、こんなことを思いました。
- RoR を単なるテンプレートエンジンとして使うところから出発して、だんだんまともなアプリケーションに向かってリファクタリングしていく、というのもアリじゃないか?
そこで来月のWIT研究会のページを作成する作業をやってみました。
いままで ActivePerl と Template-Toolkit を使ってやってきた作業を、index.rhtml と main_controller.rb の index メソッドだけで実装し直してみました。rhtml の中で ruby が直接使えるのが嬉しいです。そして index の中にはひたすらハッシュ配列の代入文が並んでいます。そんだけかい。。
階層化アーキテクチャによるアプリケーションにおいては、けっきょく、各レイヤの要になるのはテンプレートエンジンではないか、と思います。マルチモーダル対話アーキテクチャの標準化委員会にこの数年関わっていますが、そこで議論していても常々思います。
3rdRail では rb ファイルでしかメソッドの入力補完は効かないようですが。。あと、実行時エラーのときにやたら重くなるのはなぜだろう。。
RoR はあっちこっちのレイヤで縦横無尽にテンプレートエンジンが使えるのが魅力です。yml の中で eRuby を使う例を最初に見たときは目から鱗が落ちました。
そんなわけで、ちゃんとデータモデルを使えるように勉強を続けたいと思います。