OSC2013広島 終了しました

オープンソースカンファレンス 2013 Hiroshima に参加してきました。
NVDA ユーザ会広島 として NVDA 日本語版のブース展示を行いました。
来場者数は正確には聞いていませんが約200人という話もあり、特に最初の数時間はにぎやかでした。
わざわさ NVDA のためにきてくださったかたもおられました。ありがとうございます。

以下は今年のNVDAブースの様子です。スピーカーで大きな音を出して、お騒がせしましたが、注目されることが多いのは点字ディスプレイでした。
osc2013hi-nvda
セミナーで講演したときの資料は下記の通りです。いつもスライドを無視してデモばかりするのですが、今回は最後の10分だけデモをしました。熱心に聞いてくださってありがとうございました。
SpeakerDeck スライド

当日配布した資料では、関連情報として以下を追加しました。
NVDAがBzrからGitに乗り換えたときの話
スクリーンリーダーと日本語の問題
http://ja.nishimotz.com/screen_reader
http://ja.nishimotz.com/nvdajp_workshop
文献
Engineering Software for Accessibility
By Microsoft Corporation
Publisher: Microsoft Press
Ebook: April 2010
(eBook として販売されていると同時に、Microsoft から PDF で配布されている)
アクセシビリティハンドブック(O‘Reilly Japan)
Katie Cunningham 著、福嶋雅子、株式会社トップスタジオ 訳
2013年02月 発行
ISBN978-4-87311-599-3
フォーマット ePub mobi

午後の後半は多くのお客さんが講演に流れたのか、展示会場は静かになり、他の出展関係者や広島のコミュニティの皆様といろいろ交流できました。
広島で OSC が開催されるようになって、毎年 NVDA ユーザ会広島として参加してきました。
この3年のあいだにNVDA日本語版の品質を改善できて、多くの人に使われるようになったと感じています。
NVDA 日本語版のノウハウやモジュールを、他のアクセシビリティ関連オープンソースソフトウェアにどう技術移転するか、そして、グローバルな活動と地域コミュニティの活動のそれぞれをどう盛り上げていくか、といったことが今後の課題です。
NVDA 日本語版のサイト で次のバージョン (2013.3jp) をご案内できるのは、11月末か12月前半になる予定です。