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  • WIT53の2日目

    遅くなりましたがWIT53の2日目の報告です。
    最後のセッション「地域におけるITサポート」のまとめは別途作りました。
    PC要約筆記の字幕を映像に付与して配信する、という実験が好評でした。短期間の告知でしたが、配信のためのユーザ登録には約60件のお申込をいただきました。PC要約筆記を担当された皆様も「どんな風に配信されているのか画面を見たい」と非常に関心を持ってくださいました。
    受付名簿によると会場参加者は1日目が30人、2日目が45人くらいでしたが、今回の試みは「より多くの方に研究会に参加していただくための手段」になり得たと考えています。
    今回もTwitter経由で有意義な質問やコメントを複数いただきました。こういったツールに慣れた方が増えていくにつれて、もっと多くの方とスムーズにコミュニケーションが取れるようになると期待しています。「音声+映像+ソーシャルストリーム」という新しい潮流の中で、福祉情報工学研究会を活性化できそうだという展望が見えつつあります。
    スクリーンリーダーでUstreamの受信操作ができなかった、という問い合わせをいただきました。
    私も自分で触ってみて知ったのですが、Web画面でパスワード入力を1回行ったあとで、Flashのプラグインの中でもう1回パスワードを要求される場合があったのです。後者のFlashのテキスト入力がスクリーンリーダで操作可能かどうか、検証が必要と思われます。
    今回 IPTalk と CamTwist の連携を @YamaguchiToshi さんが実現してくださったので、このシステムを音声認識による情報保障と接続することが次のステップになりそうです。
    一方で川井 拓也さんが「USTREAM 世界を変えるネット生中継」で書いておられる「ソーシャルストリームが字幕になる」現象も、情報保障の一つの可能性だと私は期待しています。ソーシャルストリームを活性化するために、私はWITのネット参加者を少なくとも一桁増やすことを、個人的な目標にしたいと考えています。。。
    補足(2010-05-29) : 山口さんの技術資料がSlideShareで公開されています。
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  • WIT53の1日目

    新潟で第53回福祉情報工学研究会を開催しています。
    PC要約筆記の字幕を動画に含めて配信するという実験をおこなっており、Ustreamのユーザ登録を40人以上の方がしておられます。
    本日は画面上の数字では20人くらいの方が同時にみておられましたが、Ustreamの統計情報は合計77人とのことです。
    カメラの位置や音声など細かく調整しながら運用を続けています。
    明日は「地域におけるITサポート」の企画が行われます。
    以下は Twitter の記録です。西本は @nishimotz と @ieice_wit のアカウントを両方使っています。
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  • WIT53予告と映像配信のご案内

    5月21日と22日に第53回福祉情報工学研究会(WIT) が開催されます。
    開催場所は新潟駅南口から徒歩3分の新潟大学駅南キャンパスです。
    今回WITは遠隔からのインターネットによる研究会への参加に関する実験としてUstreamによるリアルタイムの映像配信を行います。
    またTwitterもWITの公式アカウントでの運用を行うことになりました。
    WIT研究会は映像配信のためのワーキンググループを作り、特に聴覚に障害をお持ちの方に対応した字幕つきの映像配信について準備を進めています。
    ただし今回はPC要約筆記の文字情報を不特定多数の方に配信することができないため、パスワードつきでUstream配信を行います。
    配信を利用される方にユーザ登録をお願いしております。
    メールアドレスとお名前を入力していただくだけの簡単な手続きで、特に利用資格は制限しておりません。
    WITとしては初めての試みでもあり、不備や不具合が生じるかも知れませんが、ご理解いただければ幸いです。
    P.S. 8月のWIT研究会(HI学会SIG-ACIと共催)の発表申込締切は5月20日です。