2011年5月16日から、故郷の広島県広島市にて個人事業者としての活動を本格的に開始します。
東日本大震災がなければ、東京大学を退職しても、東京にとどまって技術コンサルタントとして活動するつもりでした。
この1年くらい NVDA 日本語版に本気で取り組まなくてはならないと考え直した結果、@hoozukiyama さんの住む広島への転居は、自然に出てきた選択肢でした。決断を支えてくれた実家の家族、そして kikurako.com として活動中の @kikurako に感謝しています。
今後は広島でアクセシビリティやオープンソースなどのコミュニティをお手伝いしたいと思います。
アクセシビリティ、情報保障、音声技術、パターン認識、オープンソースに関する技術コンサルティング・講演・開発支援などについて、お気軽にご相談いただければ幸いです。遠方での仕事も可能な限り対応いたします。
特に、障害をお持ちの方が参加されるプロジェクトについては、コミュニケーションに関する配慮をさせていただきます。
昨年度末にまとめた博士論文をお世話になった方々にお送りする作業が滞っていることをお詫びします。
また、退職と転居に関してご迷惑をおかけした方々に、改めてご挨拶をさせていただきたいと思います。
今後ともよろしくお願いします。
投稿者: nishimotz
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広島への移転のお知らせ
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#nvdajp スナップショット 110330
日本語Windows対応のオープンソース・スクリーンリーダー NVDA 日本語版 スナップショットjpdev110330を公開しましたのでお伝えします。
これは nvda-project.org が近々リリースする見込みの NVDA 2011.1.1 をベースにしています。あくまでも無保証です。ご利用は自己責任でお願いします。
3月11日の東日本大震災はWebの重要性に加えて Twitter などのソーシャルメディアが多くの人に注目されるきっかけになりました。
一方で、視覚に障害をお持ちの方の中には「自宅では音声パソコンで情報が得られたが、今はラジオだけが頼みの綱」という方がおられるとも報じられています。(東日本大震災:視覚障害の被災者 基礎的な情報もなく – 毎日jp(毎日新聞) )
私を含めてNVDA日本語化プロジェクトの有志は、無料で高機能のスクリーンリーダーの開発を、この状況において果たすべき貢献の一つと考えて取り組んでいます。
なお、防災や節電など生活に必要な情報のWebアクセシビリティに取り組む「ソーシャルアクセシビリティー」(@soc_acc) が Twitter で活動しておられます。こちらで告知されるコンテンツの一部は現在 NVDA 日本語版のテストに使わせていただいています。
(さらに…)