人工知能学会全国大会(第24回)で「学会・研究会の情報保障におけるソーシャルネットワークの役割」(1D3-1)という発表をしてきました。
スライド(最終版の一つ手前の版)も公開しています。
福祉情報工学研究会での経験を踏まえて考えた個人としての見解でしたが、直前に作ったビデオ(GoogleWaveと音声認識による字幕配信の可能性)について、いろいろな人に興味をもっていただいているので、これから実験を進めたいと思っています。
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投稿者: nishimotz
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人工知能学会全国大会
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WIT53の2日目
遅くなりましたがWIT53の2日目の報告です。
最後のセッション「地域におけるITサポート」のまとめは別途作りました。
PC要約筆記の字幕を映像に付与して配信する、という実験が好評でした。短期間の告知でしたが、配信のためのユーザ登録には約60件のお申込をいただきました。PC要約筆記を担当された皆様も「どんな風に配信されているのか画面を見たい」と非常に関心を持ってくださいました。
受付名簿によると会場参加者は1日目が30人、2日目が45人くらいでしたが、今回の試みは「より多くの方に研究会に参加していただくための手段」になり得たと考えています。
今回もTwitter経由で有意義な質問やコメントを複数いただきました。こういったツールに慣れた方が増えていくにつれて、もっと多くの方とスムーズにコミュニケーションが取れるようになると期待しています。「音声+映像+ソーシャルストリーム」という新しい潮流の中で、福祉情報工学研究会を活性化できそうだという展望が見えつつあります。
スクリーンリーダーでUstreamの受信操作ができなかった、という問い合わせをいただきました。
私も自分で触ってみて知ったのですが、Web画面でパスワード入力を1回行ったあとで、Flashのプラグインの中でもう1回パスワードを要求される場合があったのです。後者のFlashのテキスト入力がスクリーンリーダで操作可能かどうか、検証が必要と思われます。
今回 IPTalk と CamTwist の連携を @YamaguchiToshi さんが実現してくださったので、このシステムを音声認識による情報保障と接続することが次のステップになりそうです。
一方で川井 拓也さんが「USTREAM 世界を変えるネット生中継」で書いておられる「ソーシャルストリームが字幕になる」現象も、情報保障の一つの可能性だと私は期待しています。ソーシャルストリームを活性化するために、私はWITのネット参加者を少なくとも一桁増やすことを、個人的な目標にしたいと考えています。。。
補足(2010-05-29) : 山口さんの技術資料がSlideShareで公開されています。
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