カテゴリー: general

  • 第60回音音研 5月7日

    下記のとおり開催します。ご興味のある方はお気軽にご参加ください。

    • 2009年5月7日(木) 18:30-
      • 場所:東大本郷 工学部6号館
      • 講演者:榊原 彩子さん(一音会 音楽スクール)
      • タイトル「絶対音感習得過程の縦断的研究」
      • 絶対音感は、保有者が0.2~0.5%という稀な能力でありながら、その臨界期(2~6歳)内に訓練をおこなうことで、ほぼ100%、習得が可能な能力です。本研究は、絶対音感を持たない幼児に、和音判別訓練法による習得訓練を実践し、習得にいたる過程がどのような変化を含むものか、縦断的に明らかにするものです。和音判別訓練法は、毎日実施する和音判別課題から主に構成され、絶対音感習得までに平均約4年の訓練期間を要します。今回は、特に22事例の訓練結果を報告することで、訓練法および習得過程について発表させていただきます。また、訓練データの集約の仕方や今後の方向性について、ぜひ皆様のご意見をうかがいたいと強く願っております。
  • ヒューマンインタフェース学会研究会賞

    2009年3月付けでヒューマンインタフェース学会研究会賞を受賞しました。受賞した発表は2008年12月 HI学会研究会(電子情報通信学会WIT研究会と共催)「音韻修復効果を用いた音声CAPTCHAの検討」です。

    この発表は、さまざまな分野の知見・アプローチをいかに統合していくか、という目標の最初の一歩に過ぎないと思っていたので、こうした評価を受けて大変励まされました。これからも頑張りたいと思います。

  • [galatea] イベントとISTC総会

    昨日、情報処理学会第71回全国大会の特別セッション「擬人化エージェントとの音声対話を実現する基盤ソフトウェア」にて、Galatea for Linux の最新版を紹介しました。お集まりいただいた皆様にお礼を申し上げます。

    またその後に ISTC 実行委員会と総会が開催され、4月以降に sourceforge.jp でオープンソースソフトウェアとして公開するという方針も、正式に了承されました。

    個人的には私は昨日ずっと Ubuntu 8.10 で Impress!ve を使ってプレゼンテーションをしました。ThinkPad X300 で、Galatea のデモでは USB-Audio アダプタを使用。下記の記事のおかげです。いまや Impress!ve に比べたら Galatea なんて軽い、軽い。。

    実行委員の間では、オープンソースのライセンス戦略について様々な質問・意見がありました。また、国際化も重要な課題という認識が実行委員メンバーで共有されつつあります。

    Galatea は2003年に IPA のプロジェクト成果として公開後、正式には最新版を公開していません。しかし IPA 最終版についても、公開後多くの方から利用方法やライセンスについてお問い合わせをいただいてきました。これからも利用者・関心をお持ちの方からのご意見を伺っていきたいと思います。