カテゴリー: general

  • 第61回音音研 6月18日

    下記のとおり開催します。直前のお知らせで恐縮ですが、ご興味のある方はお気軽にご参加ください。

    • 第61回 2009年6月18日(木) 18:30-
    • 話題提供1:東京女子大学 松村瞳さん+東京大学 西本
      • テーマ:音声CAPTCHAの検討
      • 要旨:昨年度から東京女子大学と東京大学の共同で行っている「人間が聞き取ることができ、機械に認識されにくい音声」の研究について、昨年度の成果の報告を行い、今年度の研究計画についてご助言をいただきたいと思います。
    • 話題提供2:帝京平成大学・川島先生
      • テーマ:音源分離知覚について
      • 要旨:日常的な場面では人間は重畳信号から個々の音源について知覚する。その理解は例えば何を分離知覚しているのか,あるいはその知覚に関わる要因とメカニズムはどのようなものかという点について行われてきた。今回は音源分離知覚に関するこうした問いについて文献調査と発表者の研究の結果などから得られる回答を整理する。
  • 第60回音音研 5月7日

    下記のとおり開催します。ご興味のある方はお気軽にご参加ください。

    • 2009年5月7日(木) 18:30-
      • 場所:東大本郷 工学部6号館
      • 講演者:榊原 彩子さん(一音会 音楽スクール)
      • タイトル「絶対音感習得過程の縦断的研究」
      • 絶対音感は、保有者が0.2~0.5%という稀な能力でありながら、その臨界期(2~6歳)内に訓練をおこなうことで、ほぼ100%、習得が可能な能力です。本研究は、絶対音感を持たない幼児に、和音判別訓練法による習得訓練を実践し、習得にいたる過程がどのような変化を含むものか、縦断的に明らかにするものです。和音判別訓練法は、毎日実施する和音判別課題から主に構成され、絶対音感習得までに平均約4年の訓練期間を要します。今回は、特に22事例の訓練結果を報告することで、訓練法および習得過程について発表させていただきます。また、訓練データの集約の仕方や今後の方向性について、ぜひ皆様のご意見をうかがいたいと強く願っております。
  • ヒューマンインタフェース学会研究会賞

    2009年3月付けでヒューマンインタフェース学会研究会賞を受賞しました。受賞した発表は2008年12月 HI学会研究会(電子情報通信学会WIT研究会と共催)「音韻修復効果を用いた音声CAPTCHAの検討」です。

    この発表は、さまざまな分野の知見・アプローチをいかに統合していくか、という目標の最初の一歩に過ぎないと思っていたので、こうした評価を受けて大変励まされました。これからも頑張りたいと思います。