投稿者: nishimotz

  • NVDA月例ミーティング

    スクリーンリーダNVDA日本語化プロジェクトからは、先日2009.1jという新しいバージョンがリリースされたばかりです。
    このツールをWIT研究会の企画で取り上げたのは1年前のことでした。日本語TTSをバンドルしていない、日本語IMEの読み上げができていない、という課題はあります。それは残念ながらこの1年間大きな進展をご報告することができませんでした。
    しかしNVDAは日本でも相変わらず注目され続け、利用者は増えています。単に無料であるという理由だけではなく、Webサイトの読み上げなど、最新の規格に対応しており日本の商用スクリーンリーダーと比べて遜色がない部分もある、と言われます。昨夜の定例ミーティングと懇親会でもNVDAに関心を持ってくださる皆様といろいろお話をすることができました。
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  • 研究とマーケティング

    今回のHCGシンポジウムの原島先生とクリプトン伊藤氏の講演について考えている。
    原島先生の「ループモデル」からアラン・クーパーの主張を連想した。
    「機能を作ってからインタフェースを作る」のではなく「まずユーザにインタフェースを見せてフィードバックを得てから、そのインタフェースに機能を付与していく」というクーパーの提案は、彼が設計したとされる Visual Basic のコンセプトに繋がる。
    原島先生のループモデルは「研究が完成してから成果を世に出す」のではなく「まず実装を世に出して評価を受けながら、要素技術を研究し、論文も書く」ということだと理解している。従来と順番を逆転させることで「社会にいかに受容されるか」を意識した研究開発を行う、という意味で、インタフェースと話がつながる。
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  • 2009年度HCGシンポジウム3日目

    2009年度HCGシンポジウム3日目のつぶやき記録です。
    追記:Togetterまとめも作りました。
    推薦論文の委員会を欠席させていただいて東京に戻りました。皆様お疲れさまでした。
    個人的に、青木先生@北大の「運指キャプチャができるギター」は私の研究室の関連研究で使えそうな気がします。
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