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  • 総合大会イベント企画

    2010年3月16日の予定ですが、電子情報通信学会総合大会(会場:東北大学)のイベント企画(WIT/ADD提案)で、下記をオーガナイザーとして進めています。

    • 講演:馬塚れい子先生(理化学研究所)
    • 題目:言語のメロディーを学ぶ:日本語の韻律獲得研究から見えてくる言語発達のメカニズム

    当初は、発達障害、福祉情報工学に関わりの深い脳科学の知見をご紹介いただく、ということで企画をしたのですが、馬塚先生の韻律獲得研究のお話を詳しく伺える機会となり、非常に楽しみにしております。

    私も関連分野の話をちらっと聞いたことがあるのですが、生後数ヶ月の幼児がなにかを理解したか、記憶しているか、といったことを調べる研究は、本人に「分かりましたか?」「どちらですか?」と聞いて答えてもらうわけにはいかなかったりします。

    実験手法そのものが「なるほど」と思えるようなアイディアの産物であったりします。多くの方に興味をもって聞いていただけるお話になると期待しております。

    電子情報通信学会2010年総合大会の講演発表申込は1月6日締切です。福祉情報工学関連の一般講演の御発表もふるって御検討いただければ幸いです。

  • 1月研究会

    2010年1月8日(金) – 1月9日(土) に芝浦工大(豊洲)で開催される福祉情報工学研究会のプログラムが下記に掲載されました。

    WIT研究会10周年を記念して2日目は特別プログラムとなっています。

    なお HCGシンポジウム はWebでの事前受付を行っています。当日の混雑緩和のため、できましたら12月8日(火)までにご登録ください。

  • 音声CAPTCHA報告と明日の音音研

    御報告が遅れましたが、下記の発表を10月30日に行いました。

    • 西本 卓也, 松村 瞳, 渡辺 隆行: “音声CAPTCHAシステムにおける削除法と混合法の比較,” 電子情報通信学会技術報告(福祉情報工学研究会・音声研究会), WIT2009-64/SP2009-58, pp.55-60, Oct 2009.

    予稿には間に合わなかったのですが、被験者8人の被験者実験データで暫定的な御報告をしました。その間に松村さんが頑張ってくれたので、現在はもう少し被験者の数が増えました。

    明日の「音声・音楽研究会」の最初の時間をお借りして、被験者実験を公開でやってみたいと思います。機材の都合がありますので事前にお申し出くださった方に限らせていただきます(お二人の方にお願いする予定です)が、見学してくださっても構いません。

    19:40ごろから帝京平成大学・川島尊之先生の「音源分離知覚」の話(前回のお話の続き)を伺う予定です。音源分離知覚とCAPTCHAの深いところでの繋がりを議論できれば、と思っています。

    前回、私のブログを読んだ方が飛び入りで参加してくださいましたが、今回も歓迎です。そして以前からの懸案だったネット中継(具体的には stickam 中継)を試してみるかも知れません。

    終了後に、久しぶりに皆様とおいしいお酒が飲めるのを楽しみにしています。