いろいろあって内容の濃い一日でした。ここには私のつぶやいた記録だけ掲載します。Twitterのハッシュタグ #hcgs2009 で検索していただくとよいでしょう。
追記:Togetterのリストを作りました。
(さらに…)
タグ: twitter
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2009年度HCGシンポジウム1日目
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HAIシンポジウム2009
大岡山の東工大で開催されたヒューマン・エージェント・インタラクションのシンポジウム。昨日の1日目に参加できず、今日の2日目も朝遅刻して会場に着きました。
ときどき意識がなかったり、b-mobile 3Gが止まったりして、記録が抜けています。自分用のメモのつもりでつぶやきました。網羅的な記録になっていないことをお断りしておきます。御容赦ください。
私が共著に入っている発表2件「力学モデル駆動による音声対話エージェントの動作生成」「擬人化エージェントとの円滑なマルチモーダル対話のための強化学習を用いた割り込み制御の検討」もなんとか終わりました。
追記:私が関わっている研究についてのブログ記事(英語)を書きました。Voice interface and effectiveness です。
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地域情報のバリアフリー
視覚障害者が地域に密着した情報を得にくいのでなんとかしたい、というプロジェクトの話を伺ったり関わったりすることがありますが、最近 Twitter で興味深い経験をして、ついそういったプロジェクトのことを思い出しました。
私が休日の朝に自宅で「ヘリコプターの音がうるさいなあ」と思いながら、Twitter で私のタイムラインをみたら、たまたま前日にフォローした隣町の商店街の公式アカウントが「駅前の商店街で火事らしい」という情報を流していました。(商店街さんは「近所の人の目撃情報」を転送(RT)していたわけです)
後で全国ニュースで報じられた高円寺パル商店街の居酒屋火事でした。写真を投稿してくださった方も何人かおられたので、テレビやラジオのニュースで報じられる前に、ある程度状況を把握できました。
もちろん草の根ユーザのクチコミにはデマも多いのですが、(有名人や芸能人の死亡などのデマが時々流れます)デマが鎮火するのも早い、というのがTwitterの面白いところです。
最近は世界的に「マスコミよりもTwitterのほうが第一報が早い」と言われます。全般的に繁華街での事件や鉄道事故の情報は非常に早いです。
「らくらくホン」でTwitterを使う視覚障害者の方もだんだん増えてきているようです。特にスクリーンリーダをお使いの方はWebからユーザ登録すると「ReCAPTCHAのあの超難しい英語の音声課題」を解かないといけませんが、どうやら携帯からであれば容易にユーザ登録できるらしいです。
商店街や町内会のような組織が公式Twitterアカウントを作り、地域情報を適切にRTしていけば、かなりユニバーサルでアクセシブルな地域情報メディアになるのではないか。居酒屋火災の事件は、当事者の方々のご冥福をお祈りしたい気持ちとともに、私にとっては一つの可能性を感じる出来事でした。
私は「Twitterは放送である」と割り切ることをこのブログで主張し続けています。そう考えれば「忙しいときは読まなければいい」と割り切ることができます。そして、半日や一日タイムラインを見なくても、特に不安も不便も感じない、ということははっきりしました。必要になればあとで検索すればいいのだから。。
たまたま今朝、NHKラジオ第一放送の朝のニュースで記者クラブ問題について解説していました。曰く、記者クラブは取材する側の要求だった。明治23年、弱者だったメディアと国家権力の戦い。。NHKラジオは「歴史はメディアを通して作られてきた」と締めくくっていました。
そしてNHKは語らなかったのですが「21世紀の歴史はマスメディアではなく、個人ブランドのダダ漏れメディアが作る」。そんな気がします。。