投稿者: nishimotz

  • ツイート

    だんだんまとまった文章を書くことがおろそかになりつつあります。。

    Tue, Nov 10

    • 09:11  いまTwitter界隈から起きつつある社会の変化が「リアルタイムWeb」の普遍的な現象なのか、Twitterでなくてはならないのか、それが気になる。アメブロを採用した日本の首相はいずれ「アメーバなう」を使うと思うので。
    • 09:14  インターネットのインフラの「自前主義」は戦略的に見直す時代かも。例えば日本政府は日本の企業のサービスにこだわるのだろうが、過去に日の丸OSも日の丸PCも失敗したじゃないか。。
    • 09:19  複数の類似サービスを有機的に連携させれば、自前主義でなくても特定企業のサービスへの過度な依存のリスクは回避できる。手段ではなく結果・効果にこだわるべき。例えばgmailを使わないのも、gmailしか使わないのも、リスクのように思える。
    • 21:23  加藤ただし「エンジニアのための開発生活ガイド」 講談社ブルーバックス を読んでいる。工学系大学研究室の研究生活ガイドとしてお勧めできるが、大学から出たことがない私には社会勉強になる。

    Wed, Nov 11

    • 08:02  学会の研究会予稿や論文誌がどんどん電子化されているが、いずれkindleのようなデバイスで読むのが当たり前になるかも。情報処理学会はPC画面に特化した横長の書式を導入したけれど、早まったのではなかろうか。。

    Thu, Nov 12

    • 11:27  科研費や共同研究に頼らずに、法人や個人から少額の寄附金を幅広く集めて活動し、目的に合わせて成果の社会還元方法を選択する、NPO型の研究プロジェクトができないだろうか、と常々考えている。
    • 17:06  WIT(福祉情報工学研究会)更新しました http://www.ieice.org/~wit/
    • 22:22  クラウドの課金の説明とか読んでると、遠い昔の大型計算機のTSSってこんな感じだったのかなあ、と思う。だとしたら大学の研究室がAmazonにお金払ってサーバを借りるのも当たり前になるのかな。。

    Fri, Nov 13

    • 00:01  久しぶりに heroku を触った。 http://ja.nishimotz.com/heroku
    • 00:31  「天才数学者はこう賭ける~誰も語らなかった株とギャンブルの話~」を読み始めた。読みにくいと不評らしいのだが、私はプロローグと第1章ですでに大満足している。。100年前のAT&T、50年前のベル研。。
    • 08:49  TSSに反応されてしまった。大昔と違うのは、昔はパンチカードでいまはシンクライアントってところでしょうか。それとも昔はFORTRANでいまはMapReduceか。。
    • 12:06  HCGシンポジウムの事前受付を開始しました http://www.ieice.org/~hcg/sympo2009/
    • 23:57  自分の研究活動や学会活動の意義や現状について情報発信をしている研究者がまだまだ少ないと思う。でもみんなそんなことする暇があったら論文を書かなければ生き延びられない、という現実があるのもよくわかる。悪循環。

    Sat, Nov 14

    • 11:50  メーリングリストや電子掲示板では得られない価値のために「実際に人が集まる学会・研究会」は重要だ。でもTwitterのリアルタイム性、カジュアルさ、人との交流しやすさ、そしてアクセシビリティは、とても大きな可能性だと感じる。
    • 14:39  音声認識どんどん使って見せるべき。そしてまだまだ不完全、もっと研究が必要だということも広く理解してもらうべき。
    • 16:30  とはいえ、短期的な利益に繋がらなくても、真実を探求したり、社会理念を実現したり、不測の事態に備えたりする科学研究は、日本が誇らしい国であるために必要。言語や音声の研究って、安直に仕分けされるような近視眼的な仕事ばかりではないはず。

    一部ID入りの発言を修正しました。

  • 昨日の音音研

    第62回音音研を開催しました。
    2009年11月5日(木) 18:30-21:00頃 参加者8人

    • 話題提供1:西本卓也
    • 話題提供2:帝京平成大学・川島尊之先生 (19:40ごろ)
      • テーマ:音源分離知覚について(続編)
      • エネルギー的マスキングとインフォメーショナルマスキングの問題、音源分離と群化手がかりの知覚、順応に着目した実験のご紹介など。
    • 過去の記録・参加方法など

    ネット中継による遠隔地からの参加の実験をしました。西本の実験の途中あたりから stickam.jp に接続しました(75個の音声を聞いていただいている間は時間があるのです)。

    Twitterの@nishimotzで告知をしたところ、お一人の方に stickam でご参加いただけました。
    使用したのは Thinkpad X300 の内蔵マイクおよび内蔵カメラでした。説明の文章も効果音もタイトルも何も準備できませんでした。
    オランダの田中先生(音音研の初代主催者)も少しだけ stickam でご参加くださいました。音声も映像も比較的良好とのことでした。
    現在は、田中先生のともした火を絶やさないように、私の無理のない範囲で続けさせていただいていますが、こうした形でご参加いただけたことを嬉しく思いました。
    会場に来られた方の中には「ここに来ないで参加して、どんな風になるのか試してみたい」という興味をお持ちになった方もおられましたが、一方で「やっぱり会場で話を聞くのがよいのでは」という御意見もありました。
    いずれにせよ、技術の進歩や普及によって、研究者コミュニティという場に新しい可能性が広がっていることを、ひしひしと感じています。
    旧来のツール=メーリングリストだけでなく、ブログや YouTube などによる情報発信、twitter や stickam といったリアルタイムの情報共有ツールを利用することで、これから何ができるのか、どんな方々と交流ができるのか、ますます楽しみになってきました。

  • 音声CAPTCHA報告と明日の音音研

    御報告が遅れましたが、下記の発表を10月30日に行いました。

    • 西本 卓也, 松村 瞳, 渡辺 隆行: “音声CAPTCHAシステムにおける削除法と混合法の比較,” 電子情報通信学会技術報告(福祉情報工学研究会・音声研究会), WIT2009-64/SP2009-58, pp.55-60, Oct 2009.

    予稿には間に合わなかったのですが、被験者8人の被験者実験データで暫定的な御報告をしました。その間に松村さんが頑張ってくれたので、現在はもう少し被験者の数が増えました。

    明日の「音声・音楽研究会」の最初の時間をお借りして、被験者実験を公開でやってみたいと思います。機材の都合がありますので事前にお申し出くださった方に限らせていただきます(お二人の方にお願いする予定です)が、見学してくださっても構いません。

    19:40ごろから帝京平成大学・川島尊之先生の「音源分離知覚」の話(前回のお話の続き)を伺う予定です。音源分離知覚とCAPTCHAの深いところでの繋がりを議論できれば、と思っています。

    前回、私のブログを読んだ方が飛び入りで参加してくださいましたが、今回も歓迎です。そして以前からの懸案だったネット中継(具体的には stickam 中継)を試してみるかも知れません。

    終了後に、久しぶりに皆様とおいしいお酒が飲めるのを楽しみにしています。