写真 青い空と雲と建物と木々の緑

nishimotzの日記

  • HCGシンポジウム

    電子情報通信学会ヒューマンコミュニケーショングループ(HCG) では, 2009年度HCGシンポジウムを下記要領で開催致します.今シンポジウムは,昨年度までのHCG所属研究会の合同開催という形式ではなく,研究会に関係なく全発表申込を統一枠で取り扱い,関連研究を集めてセッションを組むことで,研究会間の交流を目指す新たな形式にて執り行うこととなりました.

    従来のオーラル発表に加え,ポスター形式のインタラクティブ発表も募集いたします.幅広い分野からの多数のご参加をお待ちしております.

    • 発表申込締切:9月11日(金)
    • 原稿投稿締切:10月13日(火)

    発表申し込み手順は http://www.ieice.org/hcg/sympo2009/ をご覧ください。

    なお、HCGシンポジウムで御発表いただく研究について、論文誌特集号への推薦を企画しています。2009年HC賞の発表も合わせて行います。また、西本は(前回に引き続き)プログラム委員および情報保障を担当しています。

    追伸:2010年3月のWIT研究会は、現在「詳細未定」となっていますが、東京(武蔵野)のNTT研究所での開催が予定されています。NTTの特例子会社のNTTクラルティさんに協力頂きまして見学会や招待講演が計画されています。詳細は追ってお知らせします。

  • 音声対話技術講習会

    高度言語情報融合フォーラム http://alagin.jp の主催による「音声認識・音声対話技術講習会」が先週京都大学で開催され、私は最終日(8月28日)の演習を担当しました。

    京都工芸繊維大学の荒木先生が講義された内容をふまえて Galatea Dialog Studio による VoiceXML アプリケーションの開発を体験していただきました。

    これに合わせて、Ubuntu Linux をベースに Galatea の Live 環境を作成しました。ハードディスクを消去することなく、CD-ROM や USB メモリから OS を起動し、実習を体験していただくことができます。さらに、実習直前に発見されたDialog Studioの不具合を修正しました。詳細は下記をご参照ください。

    受講者の方から、マルチモーダル入出力への対応、Windows 版 Interaction Builder との仕様の統合についてご意見をいただきました。これらについては、重要性を認識していながらも、今年3月まで活動した「音声対話技術コンソーシアム」で成果をまとめ切れなかった課題です。

    私に直接お問い合わせをくださる方もおられます。例えば Vine Linux 5 での動作についてお問い合わせをいただき、検証をすすめています。また、Galatea Toolkit を使ったアプリケーション開発についてのご相談もいただいています。

    今後 Galatea ユーザというコミュニティの形成を目指し、例えばメーリングリストの活用を考えています。

    現在 Galatea の開発は予算や組織の裏付けがなく、ボランティアベースで行われています。従って、できるだけ多くの課題について、利用してくださる方に参加していただき、オープンソース活動として研究・開発をする必要があります。

    ただし、成果の公開が望ましくない、というご要望については、開発者が所属する大学等との共同研究などで個別に対応できます。一方で、これらのツールのサポートを営利事業として行う組織が必要ではないか、という考えもあります。ご意見をお聞かせください。

  • 第50回研究会と今後の予定

    福祉情報工学研究会のサイトを更新しました。

    第50回研究会(2009年10月青森)の更新、2010年1月に行われるWIT研究会の「WIT 10周年・50回記念企画」の予定を公開しました。

    さらに、2010年総合大会イベント企画(WIT提案予定)企画セッション「脳科学・言語発達研究と障害支援」についても記載しました。馬塚れい子先生(理化学研究所 脳科学総合研究センター)をお招きする予定です。

    なお、第50回研究会のプログラムは公開済みですが、情報保障受付の締切は確認中です(西本も発表を予定しています)。

    また、HCGシンポジウムの発表申込受付については、数日中に詳細をお知らせできる予定です。