今回のHCGシンポジウムの原島先生とクリプトン伊藤氏の講演について考えている。
原島先生の「ループモデル」からアラン・クーパーの主張を連想した。
「機能を作ってからインタフェースを作る」のではなく「まずユーザにインタフェースを見せてフィードバックを得てから、そのインタフェースに機能を付与していく」というクーパーの提案は、彼が設計したとされる Visual Basic のコンセプトに繋がる。
原島先生のループモデルは「研究が完成してから成果を世に出す」のではなく「まず実装を世に出して評価を受けながら、要素技術を研究し、論文も書く」ということだと理解している。従来と順番を逆転させることで「社会にいかに受容されるか」を意識した研究開発を行う、という意味で、インタフェースと話がつながる。
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nishimotzの日記
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研究とマーケティング
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2009年度HCGシンポジウム3日目
2009年度HCGシンポジウム3日目のつぶやき記録です。
追記:Togetterまとめも作りました。
推薦論文の委員会を欠席させていただいて東京に戻りました。皆様お疲れさまでした。
個人的に、青木先生@北大の「運指キャプチャができるギター」は私の研究室の関連研究で使えそうな気がします。
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2009年度HCGシンポジウム2日目
なんとか2日目を乗り切りました。
以下は私のつぶやきの記録です。ハッシュタグ#hcgs2009のタイムラインはTogetterによる2日目のまとめをどうぞ。
自分は午後のセッションで副座長をしましたが、何事もないように副座長しながらつぶやいています。そして今日は初めてGoogle IMEで本格的に中継をやってみましたが、ATOKに見劣りしない性能であることがわかりました。。そして、自分の参加セッションを中継しながら、他のセッションの様子をTLで拝読させていただきました。学会におけるTwitterの使い方もいろいろあるんだなあ、と思った一日でした。
福祉情報工学やアクセシビリティに関するセッションはあちこちのセッションにばらまかれる形で今回のHCGシンポジウムは進んでいます。従来のWITとは違う緊張感や意見交換があり、有意義なチャレンジになったと思っています。でも、よーく見ると、非常に関連の深い発表を表番組・裏番組にしたことなど、たくさん失敗をしてたことに気づきました。。
もう一言だけ。最後の企画セッションの最後でノートパソコンのバッテリが足りなくなりました。
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