第98回「すごい広島 with Python」を開催しました。今回も現地・オンラインあわせて10名以上が参加し、自己紹介では業務や趣味でPythonに取り組んでいる方々が、それぞれの立場から近況を共有しました。

例えば、AIコード補完ツールを活用して業務効率を上げている方、VBAやPythonによる業務改善に取り組む方、不動産業の傍らITの学習を続けている方など、多様な背景を持つ参加者が集まりました。
技術発表では、小型マイコン Raspberry Pi Pico の「PIO(プログラマブルI/O)」機能を使ったLED制御について、実際の配線やMicroPythonコードをが紹介され、デモも行われました。タイミング制御が重要なLEDの点灯処理を、低消費電力で、CPUに負荷をかけずに実現する方法として紹介され、参加者から多くの質問が寄せられました。

後半では、私が PyCon JP 2025 座長として PyCon US に参加した経験を共有し、現地の雰囲気や運営の詳細、アクセシビリティ対応、コミュニティ文化について、写真や note 記事の内容をまじえて紹介しました。

こぼれ話:Uberにスマホを忘れた話
ちなみに PyCon US 出張中、Uberにスマホを忘れてしまうというハプニングがありました。運よく仲間の助けもあり無事に戻ってきましたが、国際会議での移動中はデジタル機器の扱いにも要注意ですね。
荷物をなくすことは想定して、AirTag など準備をしましたが、PC でスマホの所在を追跡することになるとは思いませんでした。
PyCon JP 2025 / すごい広島 with Python のこれから
また、PyCon JP 2025 に向けた合宿や会場準備の最新情報もあわせて報告し、今後の展望について参加者同士で意見を交わしました。

「すごい広島 with Python」は、毎月、月末の水曜日の夜に、広島会場とオンラインのハイブリッドで開催しています。
技術の話だけでなく、学び方や、IT勉強会やカンファレンスへの参加のしかたも含めて語り合える場として継続しています。ご興味のある方はぜひお気軽にご参加ください!
なお、PyCon JP 2025 はスポンサーを募集しています。こちらもよろしくお願いします。
