投稿者: nishimotz

  • HCGシンポジウムとWEIMS2009

    12月に開催される研究集会 WEIMS2009 の案内が届きました。科学・数学文書へのアクセシビリティがテーマです。

    12月10日~12日のHCGシンポジウム http://www.ieice.org/hcg/sympo2009/ と日程が1日かぶってしまいます。福岡と北海道なので、掛け持ちをされる方は移動も大変と思われます。

    今回のHCGシンポジウムはもともと3日目を(発表件数が多かった場合の)予備日としており、できるだけ12月10日および11日に発表を集めるようにプログラム編成を行う予定です。また、公式にはアナウンスしていませんが、発表日に関する希望があれば、可能な限り考慮する予定です。

    両方のイベントに参加をお考えの方はお気軽に御相談いただければ幸いです。

    なお、関連分野のイベントとの日程調整について、WIT研究会では関連イベント日程のページ http://www.ieice.org/~wit/about/link.html を作成しつつ配慮を行うように努力をしております。ぜひWIT幹事団宛に関連イベントの情報をお知らせください。

  • HCGシンポジウム

    電子情報通信学会ヒューマンコミュニケーショングループ(HCG) では, 2009年度HCGシンポジウムを下記要領で開催致します.今シンポジウムは,昨年度までのHCG所属研究会の合同開催という形式ではなく,研究会に関係なく全発表申込を統一枠で取り扱い,関連研究を集めてセッションを組むことで,研究会間の交流を目指す新たな形式にて執り行うこととなりました.

    従来のオーラル発表に加え,ポスター形式のインタラクティブ発表も募集いたします.幅広い分野からの多数のご参加をお待ちしております.

    • 発表申込締切:9月11日(金)
    • 原稿投稿締切:10月13日(火)

    発表申し込み手順は http://www.ieice.org/hcg/sympo2009/ をご覧ください。

    なお、HCGシンポジウムで御発表いただく研究について、論文誌特集号への推薦を企画しています。2009年HC賞の発表も合わせて行います。また、西本は(前回に引き続き)プログラム委員および情報保障を担当しています。

    追伸:2010年3月のWIT研究会は、現在「詳細未定」となっていますが、東京(武蔵野)のNTT研究所での開催が予定されています。NTTの特例子会社のNTTクラルティさんに協力頂きまして見学会や招待講演が計画されています。詳細は追ってお知らせします。

  • 音声対話技術講習会

    高度言語情報融合フォーラム http://alagin.jp の主催による「音声認識・音声対話技術講習会」が先週京都大学で開催され、私は最終日(8月28日)の演習を担当しました。

    京都工芸繊維大学の荒木先生が講義された内容をふまえて Galatea Dialog Studio による VoiceXML アプリケーションの開発を体験していただきました。

    これに合わせて、Ubuntu Linux をベースに Galatea の Live 環境を作成しました。ハードディスクを消去することなく、CD-ROM や USB メモリから OS を起動し、実習を体験していただくことができます。さらに、実習直前に発見されたDialog Studioの不具合を修正しました。詳細は下記をご参照ください。

    受講者の方から、マルチモーダル入出力への対応、Windows 版 Interaction Builder との仕様の統合についてご意見をいただきました。これらについては、重要性を認識していながらも、今年3月まで活動した「音声対話技術コンソーシアム」で成果をまとめ切れなかった課題です。

    私に直接お問い合わせをくださる方もおられます。例えば Vine Linux 5 での動作についてお問い合わせをいただき、検証をすすめています。また、Galatea Toolkit を使ったアプリケーション開発についてのご相談もいただいています。

    今後 Galatea ユーザというコミュニティの形成を目指し、例えばメーリングリストの活用を考えています。

    現在 Galatea の開発は予算や組織の裏付けがなく、ボランティアベースで行われています。従って、できるだけ多くの課題について、利用してくださる方に参加していただき、オープンソース活動として研究・開発をする必要があります。

    ただし、成果の公開が望ましくない、というご要望については、開発者が所属する大学等との共同研究などで個別に対応できます。一方で、これらのツールのサポートを営利事業として行う組織が必要ではないか、という考えもあります。ご意見をお聞かせください。