投稿者: nishimotz

  • support NVDA or you will lose it. 試訳

    3月30日にNVDA翻訳チームのメンバーの一人からNVDA Projectメンバーに “support NVDA or you will lose it.” (NVDAを支援してください、さもなくば失われます)という投稿がありました。
    翻訳チームのメンバーに翻訳と公開を呼びかけていますが、いまのところ NVDA プロジェクトや NV Access からの公式な声明ではありません。
    西本は現時点では個人の立場で、日本のNVDAユーザーへの情報提供のために翻訳を試みたので、公開させていただきます。募金はあくまでもご自身のご判断で行なってください。
    nvdajp プロジェクト(NVDA 日本語版)としての本件への対応は検討中です。
    なお、オーストラリアを拠点とする非営利組織 NV Access への募金については、2011年1月の呼びかけ NVDA needs you でもご紹介しました。
    日本からもクレジットカードによる募金が可能です。一度きりの募金だけでなく、毎月決まった金額を募金するような手続きが可能です。下記の手紙ではこのことが取り上げられています。
    PayPal のシステムが使われていますが、PayPal にユーザー登録をしなくても送金できます。
    まほろばさんが記事をお書きになったので、ご参照ください。
    本件についての私個人の意見は、別エントリーで書きたいと思います。
    (さらに…)

  • WEB TOUCH MEETINGで喋りました

    3月24日に「第45回 WEB TOUCH MEETING」で、広島の皆様に、NVDAとアクセシビリティについてお話をする機会を(やっと)いただきました。
    雰囲気はATND(参加者リスト)とかTogetterまとめとかeielh さんのブログとかご覧下さい。
    終了後もいろいろな方に声をかけていただき、Facebook にリクエストをいただくなど、感謝しています。
    前日NVDA日本語版開発スナップショット jpdev120323 の作業をしていて、24日は昼間 NVDA ユーザ会広島の勉強会(Python&自然言語処理)でした。3月24日のツイート一覧。長い一日でした。コーヒーばかり飲んでいたので、帰宅しても眠れず。。
    準備したスライドをほとんど使わないで、アドリブで喋ってしまいました。
    録音も録画もないのですが、思い出せる範囲で書きとめておきます。
    (さらに…)

  • NVDAユーザ会広島 3月の予定

    NVDAユーザ会広島は、3月から4月にかけて以下の予定で活動します。
    (1)
    NVDAユーザ会広島は1ヶ月に2回くらい、基本的に土曜日の午後に勉強会を行なっています。
    スクリーンリーダーについて勉強する場として、私は 広島市視覚障害者情報支援センター(VIC) の活動にも参加しています。
    NVDAユーザ会広島の勉強会は NVDA の開発に参加できる方を増やすことを目指しており、 Python や NLTK に取り組もうとしています。
    参考書として「入門自然言語処理」や「日本語入力を支える技術」に興味を持っています。
    可能な範囲で Ustream 配信も行いたいと思います。
    第6回勉強会 3月10日(土曜日) 10時から13時
    広島市心身障害者福祉センター(広島市東区光町)和室
    第7回勉強会 3月24日(土曜日) 13時30分から17時30分
    宇品公民館(広島市南区宇品)
    3月24日の夜 第45回「WEB TOUCH MEETING」に参加します。
    第8回勉強会 4月14日(土曜日) 13時から17時30分
    広島市心身障害者福祉センター(広島市東区光町)第一会議室
    第9回勉強会 4月21日(土曜日) 10時から15時
    広島市心身障害者福祉センター(広島市東区光町)第一会議室

    入門 自然言語処理
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    (2)
    NVDAユーザ会広島は 広島県立視覚障害者情報センター との話し合いを始めました。
    例えば NVDA でサピエ図書館を使う体験会の企画、電子書籍(テキストDAISY、マルチメディアDAISY)の制作の支援、などを考えています。
    広島県立視覚障害者情報センターはいわゆる「点字図書館」として、広島県内全域を対象に録音図書、点字図書などの貸出をしておられます。
    音訳(対面朗読)・点訳のボランティアの方々のための設備もあります。
    また、インターネットによる録音図書や点字図書のサービス サピエ図書館 の利用サポートもしておられます。
    サピエは書籍だけでなく地域・生活情報の提供にも取り組んでいます。
    この地域生活情報のサービスはテキストで入力された情報を合成音声に変換する機能も備えています。
    広島県立視覚障害者情報センターは、広島における地域・生活情報を配信するスタッフを増やし、情報の充実を目指しておられます。
    NVDAユーザ会広島はオープンソースのスクリーンリーダーである NVDA日本語版 を、サピエ図書館の利用に役立てていただきたい、そして、サピエ図書館を便利に使えるための改良をしたい、と考えています。
    視覚に障害を持つ方のために何かをしてみたい、という方に「パソコンのサポートを一緒にやりませんか」と呼びかけているのがVICのような団体です。
    「書籍を朗読したり点訳したりする活動はいかがですか?」と呼びかけているのが広島県立視覚障害者情報センターのような施設です。
    インターネットや情報技術の進歩によって、これらの活動とは異なる「第3のボランティア」の可能性が広がりつつあります。
    動画の音声ガイドを作りませんか?といった活動もあるでしょうし、紙の本を電子化する作業も「情報バリアフリー」の活動のひとつです。
    NVDA日本語版に関わる技術やノウハウを、こうした活動につなげていきたいと考えています。
    追伸:NVDA日本語化プロジェクト は 3月11日(日曜日)および 3月21日(水曜日)21:30 から開発者 Skype 会議を行います。参加を希望される方は Skype nishimotz にご連絡ください。
    追記(3月16日)3月24日の会場変更、WTM参加について修正と加筆をしました。