投稿者: nishimotz

  • Festival in Ubuntu

    英語の音声合成フリーソフトの現状について引き続き調査中です。

    Ubuntu Linux 8.04.1 で espeak が簡単に使えることはわかったのですが、Festival も簡単に使えました。

    $ sudo apt-get install festival festvox-don

    $ festival

    Festival Speech Synthesis System 1.96:beta July 2004

    Copyright (C) University of Edinburgh, 1996-2004. All rights reserved.

    For details type `(festival_warranty)’

    festival> (SayText “Hello”)

    #<Utterance 0xb6974f88>

    $ echo “(SayText \”Hello.\”)” | festival

    synaptic で見たかぎりでは festvox の English Female パッケージはないようです。残念。

  • 第44回WIT研究会

    次回研究会の詳細情報を公開しました。

    会場である国立障害者リハビリテーションセンターの見学会など、盛りだくさんの企画を予定しております。

    なお、7月に新潟で開催した研究会の特別企画の記録も公開中です。

  • Galatea Dialog Studio の開発状況

    いろいろなマシンで作業する必要がでてきたので、懸案だった sourceforge.jp の CVS リポジトリへの移行をしたいと思い、Eclipse で行っている作業ファイル一式を下記にインポートしました。Galatea Dialog Studio 2.2.3 に向けた作業中です。

    暫定的ですが英語の音声認識と音声合成への対応を行いました。システムの入口である galatea スクリプトをオプション付きで実行すると Julius を英語音響モデルで起動し、GalateaTalk の代わりに espeak を使用します。英語音響モデルを使用するためには ISTC で配布されている english-asr-kit の音響モデルが必要です。

    $ galatea --lang en tests/vxml/en/english.vxml
    

    みたいになります。いずれは複数の言語の認識と合成が一つの対話アプリケーションの中で行えることが望ましいと思います。

    ツールキットの開発と並行して対話デモを Ruby on Rails を使って開発しています。

    また、ドキュメントの内容を更新しつつ、英語と日本語の併記化を進めています。