NVDA開発者へのメッセージ募集(締切9月10日)

すでにお知らせしているとおりNVDA日本語チームは、オーストラリアのNVDA開発者を日本に招いて、9月16日、17日に品川でワークショップ、意見交換会を行います。
詳細はこちら

多くのかたに問い合わせや、ご協力のお申し出をいただいていますが、予算が限られていることもあり、英語と日本語の通訳の体制はボランティアのかたと私が行うので、あまり十分ではありません。

限られたスタッフで、意見交換会などの運営をスムーズに行うために、英語への翻訳など、準備できることをなるべく事前に行いたいので、日本の NVDA ユーザー、関係者の皆様から NVDA 本家の開発者へのメッセージを募集します。
締め切りは9月10日(月曜)とさせていただきます。

(1)メールの場合
題名に「メッセージ」とお書きになって、
nvdajp@nvda.jp
宛にお送りください。

9月17日の意見交換会に参加を予定される場合は、そのことをお書きいただけると助かります。
意見交換会では、事前にメッセージをお送りくださったかたに、優先してご発言いただくことになりました。

(2)ツイッターの場合
発言に @nvdajp をつけてください。
なお @nvdajp は NVDA 日本語チームが運営するIDで、開発やリリースの情報を自動ツイートしています。
非公開IDからの発言は読むことができません(@nvdajpアカウントはフォローをしません)。

注意事項:
メッセージの形式は自由です。
内容は、日本語、英語で公開させていただくことをご了承ください。
メールアドレスや個人を特定できないように配慮する予定です。
NVDA日本語チームで内容を確認して、分類、集計などをさせていただく予定です。
メッセージの紹介にあたって誤字を修正したり、一部分だけを引用したりする場合があります。

NVDAや日本語版の改良に関するご意見は開発のためにも活用させていただきます。

なお9月11日から13日くらいの期間に、皆様からお受けしたメッセージを整理したり翻訳したりする作業を、手伝ってくださるボランティアも募集します。

本告知の転載は自由です。
ご不明な点は西本宛にお問い合わせください。
nishimotz@gmail.com

追記(9月4日):意見交換会で発言を優先させていただく件について追記しました。

NVDA開発者と進める意見交換会(9月17日)

すでにお知らせしているNVDAワークショップ(9月16日)に続いて、翌日にNVDA開発者と進める意見交換会を開催します。

意見交換会では、スクリーンリーダーで日本語を扱うための機能について意見交換を行い、海外からお見えになったNVDAの開発者にその場でお伝えします。
日本語での発言や質問はボランティアとスタッフが英語への翻訳を行なう予定です。

この意見交換会だけに参加されるかたは、チケットの購入は不要です。
会場は産業技術大学院大学(東京都品川区)、時間は14時00分から17時00分です。

ワークショップ概要のページもご参照ください。

2日間を通してイベントの情報を事前にお知らせするためのメーリングリストも開設しました。

お問い合わせは nvdajp@nvda.jp (担当:西本)にお願いします。

NVDA日本語チームのサイト開設

NVDA日本語チームは team.nvda.jp のサイトを開設しました。

これはNVDA日本語チーム 運営規約を決めたときに、寄付や支援をしてくださるかたへの情報提供を行うために、会計を担当してくださる高地 範弘さんのご提案によるものです。
新しいサイトでご案内していますが、先日、NVDA日本語チーム名義の銀行口座を開設しました。
ありがたいことですが、日本でのワークショップ開催を支援するために、募金の問い合わせや、振り込みのご報告をいただいています。

NVDA日本語版の開発を代表する私の立場から、できるだけ誤解のないように、NVDA を支援する枠組みを説明したいと思います。

ユーザーの立場からNVDAを支える方法のひとつは、NV Accessへの募金です。
ユーザーの定期的な募金は NVDA の継続的な改良を支えます。私も少額ですが PayPal で毎月募金をしています。

しかし、一般的に、オープンソースソフトウェアにおいて、フルタイムの開発者がユーザーからの募金で支えられる、という事例は、ほとんど前例のない、難しいものだと思います。

NVDA の開発母体である非営利団体 NV Access は、企業や団体と契約をして、特別なコストがかかる改良や拡張の要望に応えています。

最近のトピックとしては、印刷物や電子書籍のフォーマット PDF に関する標準化団体 PDF Association が NVDA への支援を発表しました。

標準化活動においては、標準規格と、その規格を満たす実装の両方が重要です。NVDA は過去にも Windows のアクセシビリティAPIへの対応や、Web コンテンツのアクセシビリティ規格への対応などを行い、標準化活動を支えながら、資金提供を受けてきました。

中国語の入力メソッド対応も、開発に必要なコストを NV Access が提示し、台湾と香港の団体が資金提供を行っています。
開発そのものはオープンに進められているので、日本語チームは日本語環境での動作を確認したり、情報を提供したりしています。
しかし「日本語で使うにはこの実装は不都合だが、中国語では問題ない」という状況になったときに、日本語チームの仕事が残ります。
解決方法の一つは、日本語対応の開発を NV Access に委託することです。

NVDA日本語版はいままで NV Access からの「公開された情報」に基づいて、独自に日本語対応の拡張をしてきました。
NVDA日本語チームの技術力や開発力は十分ではありません。
例えば入力メソッド対応については、中国語対応の実装が完成したら、その実装を日本語のために手直しすることで、互換性や安定性は向上すると思います。

日本のスクリーンリーダー利用者が必要としているのに NVDA に実装されていない(される見込みがない)機能はたくさんあります。
日本における開発体制をもっと充実させるべきなのか、日本がグローバルな開発をもっと支援するべきなのか、もっと「大きなこと」を考えるべきなのか。
日本の NVDA ユーザーや関係者のみなさまに、このようなことを検討していただくために「日本でユーザーと開発者の交流の機会を作ろう」と思いました。
これが日本で NVDA ワークショップを企画した目的です。

当面は資金援助の呼びかけは、ワークショップ開催だけの目的であることをご理解いただければ幸いです。
会計や監査をふくめて実行委員の体制が整い、多くのかたにご協力いただけることをありがたく思っています。

ワークショップについては、準備や当日のスタッフを募集しております。
また、参加において特別な配慮のご要望があれば、お早めにお知らせください。
ご不明なことがあれば 西本 nishimotz@gmail.com 宛にご連絡いただければ幸いです。

追記(1):PyCon JP チケット購入が PayPal でできない件について という記事が公開されています。
追記(2):NVDA Workshop in Japan 障がいをお持ちの方の誘導者の方の入場は無料になりました。