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  • 4月の予定

    4月の予定です。
    NVDAユーザ会広島の4月の勉強会の予定:
    第8回勉強会 4月14日(土曜) 13時から17時30分 広島市心身障害者福祉センター(広島市東区光町)第一会議室
    第9回勉強会 4月21日(土曜) 10時から15時 広島市心身障害者福祉センター(広島市東区光町)第一会議室
    NVDA日本語版 開発者 Skype 会議
    4月11日(水曜)夜9時30分から
    4月22日(日曜)夜9時30分から
    参加を希望される方は Skype ID nishimotz までどうぞ。
    4月17日(火曜)夜10時からインターネットラジオ放送「暇つぶしラジオ」に出演します。2回目です。
    なお、スクリーンリーダーNVDA日本語版の新しいベータ版: 2012.1j-beta2 をリリースしました。
    実験的な JTalk2 音声エンジンで HTML の lang 属性に対応しました。EPUB などでも試してみたいと思っています。

  • NVDA 日本語ベータ版 2012.1j-beta1

    NVDA 日本語ベータ版 2012.1j-beta1 のお知らせです。
    今後1週間程度で正式版をリリースする予定です。
    皆様からのフィードバックによって作業の優先順位を判断します。
    ご意見をいただければ幸いです。
    なお、次回の開発者Skype会議は4月11日(水曜日)の夜9時30分開始の予定です。
    参加してみたいという方は Skype ID nishimotz にご連絡ください。
    リリースノート(後述の内容です)
    http://sourceforge.jp/projects/nvdajp/releases/55486/note

    ダウンロードはこちらからどうぞ。
    インストール版:
    http://sourceforge.jp/projects/nvdajp/downloads/55486/nvda_2012.1j-beta1_installer.exe/
    ポータブル版:
    http://sourceforge.jp/projects/nvdajp/downloads/55486/nvda_2012.1j-beta1_portable.exe/
    (リリースノートここから)
    NVDA 2012.1j-beta1 は NVDA 本家 2012.1 最終版をベースに作成した日本語ベータ版です。
    一般的なご利用のときは安定版 2011.3j をお使いください。
    日本語による NVDA ユーザーのメーリングリスト
    https://groups.google.com/forum/#!forum/nvda-japanese-users
    Google アカウントがなくても、下記へのメール送信で登録できます:
    nvda-japanese-users+subscribe@googlegroups.com
    リリース 2011.3j からの変更は以下のとおりです。
    (1)
    本家 2012.1 の最終版 releases/2012.1 リビジョン 5086 をマージしています。
    http://bzr.nvaccess.org/nvda/releases/2012.1
    (2)
    使用するライブラリを liblouis 2.4.1, espeak 1.46.12 などに更新しています。
    (3)
    「Welcome to NVDA」を「ようこそNVDAへ」に変えるなど、一部の日本語のメッセージを変更しています。
    (4)
    日本語入力に関する改良を行っています。
    関連チケット 26438
    漢字変換の操作は、スペースキーで変換リストを開き、
    項目移動はスペースキー、シフトキー+スペースキーで行なってください。
    以下の不具合が確認されています:
    ・変換候補の読み上げにおいて音声の最初の部分が重複して再生されることがあります。
    ・ATOK 2012 についてはテキストサービス無効の場合のみ動作を確認しています。
    カーソル上下での候補選択が正しく動作しない現象が起きています。
    ・Microsoft Word 2010 (32ビット) で未変換文字の読み上げができなくなることがあります。
    ・Microsoft Excel 2010 (32ビット) で日本語確定後にIMEがオフになることがあります。
    新たに jpdev120311 で発生していた不具合
    (Windows XP SP3「詳細なテキストサービスを無効にする」場合の処理)
    への対応を行いました。
    このバージョンから、レジストリの設定によってIME関連のログを取得することが可能になりました。
    これは開発およびデバッグのための機能です。
    関連チケット 25786
    (5)
    アプリケーションのアイコンを「大アイコン」表示に対応するなどの改良を行いました。
    (6)
    サーチエイド、Voice Popper の実行時にスリープさせるモジュールを追加しました。
    関連チケット 25653
    (7)
    JTalk の音量が小さい、あるいは不揃いになる問題に対応しました。
    関連チケット 26996
    音声に雑音が混じる問題が改善されました。
    (8)
    詳細読みのカスタマイズ機能を実装しました。
    ただし代替辞書や編集機能などは提供していません。
    ユーザー設定フォルダに characterDescriptions-ja.dic ファイルがあれば、
    その中で指定された文字の説明は、
    システムの詳細読み辞書よりも優先して使用されます。
    ファイルの形式は以下の通りです:
    ・テキストファイルで、文字コードが UTF-8 であること
    ・「定義したい1つの文字」「タブ」「詳細読み文字列」の形式で1行ずつ書かれていること
    ・空行と、半角シャープ # で始まる行は無視される
    関連チケット 26926
    (9)
    NVDAメニュー「ツール」に「点字ビューワー」を追加しました。
    現在 nvdajp では実験的な日本語点字ディスプレイ対応を提供していますが、
    点訳や分かち書きの動作確認とデバッグのためにこの機能を追加しました。
    変換処理が未実装の文字は”□”で表示されます。
    関連チケット 23945
    Windows XP 以降で LibreOffice がインストールされていれば、
    DejaVu フォントが使用され、点字が表示されます。
    (10)
    時刻読み上げの改良(NVDA-F12)を行いました:
    関連チケット 27800
    この改良は環境によっては有効にならないとのご報告があり、調査中です。
    (11)
    JTalkのための日本語解析辞書を更新しました。
    ログに表示される日本語関連のライブラリおよび辞書は以下の通りです:
    nvdajptext.dll 20111017 mecab:0.98
    nvdajp-jtalk-dic 20120403-053143
    libopenjtalk 20120323-070011
    ソースコードのリポジトリは下記です:
    lp:~nishimotz/nvdajp/releases_2012.1 rev 5055
    lp:~nishimotz/nvdajp/MiscellaneousDependencies rev 77
    nvdajp 2012.1j リリース担当 西本 nishimotz@gmail.com
    (以上)

  • support NVDA or you will lose it. 試訳

    3月30日にNVDA翻訳チームのメンバーの一人からNVDA Projectメンバーに “support NVDA or you will lose it.” (NVDAを支援してください、さもなくば失われます)という投稿がありました。
    翻訳チームのメンバーに翻訳と公開を呼びかけていますが、いまのところ NVDA プロジェクトや NV Access からの公式な声明ではありません。
    西本は現時点では個人の立場で、日本のNVDAユーザーへの情報提供のために翻訳を試みたので、公開させていただきます。募金はあくまでもご自身のご判断で行なってください。
    nvdajp プロジェクト(NVDA 日本語版)としての本件への対応は検討中です。
    なお、オーストラリアを拠点とする非営利組織 NV Access への募金については、2011年1月の呼びかけ NVDA needs you でもご紹介しました。
    日本からもクレジットカードによる募金が可能です。一度きりの募金だけでなく、毎月決まった金額を募金するような手続きが可能です。下記の手紙ではこのことが取り上げられています。
    PayPal のシステムが使われていますが、PayPal にユーザー登録をしなくても送金できます。
    まほろばさんが記事をお書きになったので、ご参照ください。
    本件についての私個人の意見は、別エントリーで書きたいと思います。
    (さらに…)