#nvdajp スナップショット 110330

日本語Windows対応のオープンソース・スクリーンリーダー NVDA 日本語版 スナップショットjpdev110330を公開しましたのでお伝えします。
これは nvda-project.org が近々リリースする見込みの NVDA 2011.1.1 をベースにしています。あくまでも無保証です。ご利用は自己責任でお願いします。

3月11日の東日本大震災はWebの重要性に加えて Twitter などのソーシャルメディアが多くの人に注目されるきっかけになりました。
一方で、視覚に障害をお持ちの方の中には「自宅では音声パソコンで情報が得られたが、今はラジオだけが頼みの綱」という方がおられるとも報じられています。(東日本大震災:視覚障害の被災者 基礎的な情報もなく – 毎日jp(毎日新聞)

私を含めてNVDA日本語化プロジェクトの有志は、無料で高機能のスクリーンリーダーの開発を、この状況において果たすべき貢献の一つと考えて取り組んでいます。
なお、防災や節電など生活に必要な情報のWebアクセシビリティに取り組む「ソーシャルアクセシビリティー」(@soc_acc) が Twitter で活動しておられます。こちらで告知されるコンテンツの一部は現在 NVDA 日本語版のテストに使わせていただいています。
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Open JTalk の音素継続長の不具合を回避する

NVDA日本語化プロジェクト(nvdajp)は、オープンソース日本語音声合成エンジン Open JTalk公式サイト)に基づく音声エンジン JTalk を本家 NVDA に追加しています。

このエンジンで、読み上げるメッセージが長いときに、メッセージの後半で「極端に遅い音声」あるいは「不自然な音声」が生成されるという問題がありました。これは最新の HTS engine API 1.04 および Open JTalk 1.02 と m001 1.02 でも発生します。
もしかしたら MMDAgent や、その他のシステムの一部としてこの音声エンジンをお使いの方も、同じような現象にお気づきかも知れません。

この問題について、完全に解明できたわけではありませんが、このパッチ(github)にて回避できたように見えますので、ご報告します。

なお、この記事は私が libopenjtalk.dll の開発のために、独自に調査した内容です。もし誤り等がありましたら御指摘いただければ幸いです。
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