私が世話役をしている音音研(音声・音楽研究会)ですが12月17日を次回の開催日とします。
今年は私の不手際で開催回数も少なくなってしまいました。
そこで次回は、できるだけ多くの方にお話をしていただけるように、お一人5分の持ち時間で、なるべく全員の方に「ライトニングトーク」をしていただく、という趣向を考えました。
参加資格などはありません。また、次回も stickam 中継(やっぱりUstreamの方がよいのかな)を試したいと思います。
私が世話役をしている音音研(音声・音楽研究会)ですが12月17日を次回の開催日とします。
今年は私の不手際で開催回数も少なくなってしまいました。
そこで次回は、できるだけ多くの方にお話をしていただけるように、お一人5分の持ち時間で、なるべく全員の方に「ライトニングトーク」をしていただく、という趣向を考えました。
参加資格などはありません。また、次回も stickam 中継(やっぱりUstreamの方がよいのかな)を試したいと思います。
2010年3月16日の予定ですが、電子情報通信学会総合大会(会場:東北大学)のイベント企画(WIT/ADD提案)で、下記をオーガナイザーとして進めています。
当初は、発達障害、福祉情報工学に関わりの深い脳科学の知見をご紹介いただく、ということで企画をしたのですが、馬塚先生の韻律獲得研究のお話を詳しく伺える機会となり、非常に楽しみにしております。
私も関連分野の話をちらっと聞いたことがあるのですが、生後数ヶ月の幼児がなにかを理解したか、記憶しているか、といったことを調べる研究は、本人に「分かりましたか?」「どちらですか?」と聞いて答えてもらうわけにはいかなかったりします。
実験手法そのものが「なるほど」と思えるようなアイディアの産物であったりします。多くの方に興味をもって聞いていただけるお話になると期待しております。
電子情報通信学会2010年総合大会の講演発表申込は1月6日締切です。福祉情報工学関連の一般講演の御発表もふるって御検討いただければ幸いです。
2010年1月8日(金) – 1月9日(土) に芝浦工大(豊洲)で開催される福祉情報工学研究会のプログラムが下記に掲載されました。
WIT研究会10周年を記念して2日目は特別プログラムとなっています。
なお HCGシンポジウム はWebでの事前受付を行っています。当日の混雑緩和のため、できましたら12月8日(火)までにご登録ください。
今夜行われた定例ミーティングにおけるつぶやき。
プロジェクトの紹介は「NVDAjpプロジェクト」をご覧ください。
議論の途中で私が触れた「まつもと流」は、まつもとゆきひろさんと梅田望夫さんの記事(シリコンバレーからの手紙) 「目からうろこが何枚も落ちたオープンソースの“人間的本質」 のこと(「ほとんどの人は、適切な大きさと複雑さを持ったいい問題を探しているんですよ」)です。
こんなものを作っています。
Mon, Nov 16
Tue, Nov 17
なお、作曲された曲のデータは1ヶ月しかサーバに保存されません。
heroku ってなに?という方は私の記事 heroku をどうぞ。残念ながら無料サービスの範囲内では実現できず、$15/month のオプションである delayed job を使っています。
オルフェウスについては 自動作曲システムオルフェウスの説明 をどうぞ。
今年の流行語「クラウド」をただニュースとして追いかけるのではなく、rails と git を覚えて、手を動かしてみるのが(いろいろ落とし穴もあったけど)楽しいです。どうして日本には heroku のようなサービスがないのだろう。。
だんだんまとまった文章を書くことがおろそかになりつつあります。。
Tue, Nov 10
Wed, Nov 11
Thu, Nov 12
Fri, Nov 13
Sat, Nov 14
一部ID入りの発言を修正しました。
第62回音音研を開催しました。
2009年11月5日(木) 18:30-21:00頃 参加者8人
ネット中継による遠隔地からの参加の実験をしました。西本の実験の途中あたりから stickam.jp に接続しました(75個の音声を聞いていただいている間は時間があるのです)。
Twitterの@nishimotzで告知をしたところ、お一人の方に stickam でご参加いただけました。
使用したのは Thinkpad X300 の内蔵マイクおよび内蔵カメラでした。説明の文章も効果音もタイトルも何も準備できませんでした。
オランダの田中先生(音音研の初代主催者)も少しだけ stickam でご参加くださいました。音声も映像も比較的良好とのことでした。
現在は、田中先生のともした火を絶やさないように、私の無理のない範囲で続けさせていただいていますが、こうした形でご参加いただけたことを嬉しく思いました。
会場に来られた方の中には「ここに来ないで参加して、どんな風になるのか試してみたい」という興味をお持ちになった方もおられましたが、一方で「やっぱり会場で話を聞くのがよいのでは」という御意見もありました。
いずれにせよ、技術の進歩や普及によって、研究者コミュニティという場に新しい可能性が広がっていることを、ひしひしと感じています。
旧来のツール=メーリングリストだけでなく、ブログや YouTube などによる情報発信、twitter や stickam といったリアルタイムの情報共有ツールを利用することで、これから何ができるのか、どんな方々と交流ができるのか、ますます楽しみになってきました。
御報告が遅れましたが、下記の発表を10月30日に行いました。
予稿には間に合わなかったのですが、被験者8人の被験者実験データで暫定的な御報告をしました。その間に松村さんが頑張ってくれたので、現在はもう少し被験者の数が増えました。
明日の「音声・音楽研究会」の最初の時間をお借りして、被験者実験を公開でやってみたいと思います。機材の都合がありますので事前にお申し出くださった方に限らせていただきます(お二人の方にお願いする予定です)が、見学してくださっても構いません。
19:40ごろから帝京平成大学・川島尊之先生の「音源分離知覚」の話(前回のお話の続き)を伺う予定です。音源分離知覚とCAPTCHAの深いところでの繋がりを議論できれば、と思っています。
前回、私のブログを読んだ方が飛び入りで参加してくださいましたが、今回も歓迎です。そして以前からの懸案だったネット中継(具体的には stickam 中継)を試してみるかも知れません。
終了後に、久しぶりに皆様とおいしいお酒が飲めるのを楽しみにしています。
先日、大学主催の「メンタルケア講習会」に出席した。とても勉強になった。いろいろな意味で「かつては常識だったこと」が非常識になりつつあることを知った。
配付された資料は「学生の目に触れないように」と書かれていたので、講演の内容だけ紹介しておく。
私のメモの取り方の不正確な点や勝手な解釈が含まれている可能性もあるので、こういった問題でお悩みの方は、こんなブログの怪しげな情報(笑)に頼らず、適切な専門家に相談することをお勧めしたい。
*****
うつ病が休学や退学の主要な原因となっている。大学生の自殺も増加している。
うつ病は「心の風邪」か?「誰でもかかる」という意味では「心の風邪」。一生を通じてだと20%の人がかかると言われる。しかし「簡単にはなおらない」という意味では風邪と大きく違う。
心の病か?という質問の答えは「No」である。睡眠や疲労の状態によって物事の「とらえ方」が変わる。うつ病は心身に起因する。だから予防が可能。
うつ病は、半分は生活習慣病。
(1)睡眠・休養を取る
昼間に活動して夜に休む。規則正しい生活を。自然のリズムを無視すると、人間の生活は「25時間周期」になり、眠れない、起きられない、といった症状になる。「睡眠表」をつけることが治療の出発点。
夜に布団の中で携帯電話を使うのはよくない。瞳孔が開いているときに発光する画面を見ると不眠につながる。
個人の体質の違いによって「必要な睡眠時間」は異なる。誰もが「短時間睡眠」でよいわけではない。一般に芸術家や学者には long sleeper タイプが多い。
睡眠不足が1~2年続くと「手遅れ」になる。心の病だけでなく糖尿病やガンの原因にもなる。
「部屋の雰囲気で深夜まで帰れない」状況を避ける。
昼寝をするべき。ただし20分まで。午後3時までが有効。土・日も規則正しい生活を。
(2)深酒をしない
「不眠や不安にアルコール」は醒めたときに危険。衝動的・突発的な自殺につながる。
(3)運動をする
酸素をたくさん取ることが心の健康につながる。適度な有酸素運動を。ジョギングや水泳。数十分でよい。夕方6時頃の運動が快眠につながる。
(4)ストレスを避ける
互いに助け合う雰囲気を。放置しない。大学院生の将来は研究オタクではなく普通の社会人。論文期限や就活の時期には特に注意を。心配なときは親に連絡をして協力してもらうべき。相談センターに行くことを勧める。無理矢理行かせては駄目。
東京大学には現在「なんでも相談コーナー」がある。毎月200件近い相談がある。
みんなが生活バランスを大事に。ひとりひとりの性格に合わせて個別に方法を考える。問題の原因を追及するのではなく、協力して出口を探す。起こった問題に関して、よい結果を得ることが大事。結果で判断する。
精神医学・教育心理学・発達心理学の知見に逆らわない。