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NVDA日本語版 2月の予定

NVDAユーザ会広島は広島市にて下記のとおりミーティングを行います。NVDA に関心をお持ちの方の見学・参加を歓迎します。

下記の内容を予定しています。

  • 運営に関する話し合い
  • NVDAとアクセシビリティに関する情報交換、勉強会
  • 音声合成、音声認識、自動点訳などに関連する勉強会・読書会・ハッカソン。オープンソースPBXシステム Asterisk 、Python による「入門自然言語処理」 (NLTK) などを検討しています。

NVDA日本語版(nvdajp)プロジェクトは、開発者Skype会議を定期的に開催しています。次回は2月8日(水曜日)21時から23時、その次は2月19日(日曜日)21時から23時です。基本的に「次の次の水曜日」「次の次の日曜日」を交互に開催日にして、約10日おきに実施しています。参加を希望される方は、nvdajp 開発者メーリングリストにもご参加ください。詳しくはメール nishimotz atmark gmail.com にお問い合わせください。

本家から NVDA 2012.1beta1 がリリースされました。

NVDA日本語版は次のスナップショットで「ワードやワードパッドにおける日本語入力の読み上げ」の不具合(チケット26438)に関する改善を取り入れる予定です。Windows XP から 7 まできちんとサポートするために、若干手間取っています。
開発者Skype会議と同期して10日周期で日本語版スナップショットを出すことを目標にしているのですが、今回は時間をかけて丁寧に作業をさせていただきたいと思います。

Windows XP サポート終了まで800日というニュースが話題になっています。NVDA の日本語化をきちんと行うことで、新しいOSへの移行をためらっておられるスクリーンリーダー利用者の方々のお役に立てればと考えています。

なお、NVDA 日本語版のサイトでは Java Access Bridge のインストーラー および LibreOffice 3.4.5 のインストーラー の提供も開始しました。NVDA を使って容易にインストールできるように配慮しております。ご利用いただければ幸いです。

NVDAユーザ会広島 1/14, 2/4

オープンソースのスクリーンリーダー NVDA とその日本語版 nvdajp に関する地域コミュニティ NVDAユーザ会広島(代表:西本卓也)は2012年1月および2月に下記の予定でミーティングを行います。
場所はいずれも 広島市心身障害者福祉センター(広島市東区光町二丁目)です。
NVDA に関心をお持ちの方の見学・参加を歓迎します。気軽に皆様と情報交換をできる場にしたいと思います。

  • 2012年1月14日(土)13時から15時まで 広島市心身障害者福祉センター 和室
  • 2012年2月4日(土)15時から17時まで 広島市心身障害者福祉センター 第一会議室

今後、原則として土曜日に、1ヶ月に1回以上のミーティングを行いたいと思います。
2月後半とそれ以降の予定は改めてお知らせします。他の場所での開催についても引き続き検討します。

2012年

元日の空に、龍の顔のような雲が見えました。

2011年3月に私はこんなことを書いていました:

「それは危機のように見えるかもしれないが、実は幻想の終わりにすぎない」「危機をいっそう悪化させるのは現状維持のために注ぎ込むエネルギー」ワインバーグ「コンサルタントの秘密」第9章より

10年以上前に京都に住んでいたころ、起業家やNPOや芸術家の人と多く知り合った。みんな口を揃えて「震災が人生を変えた」と語ってくれた。それがどういうことなのか、これから首都圏の人々が理解しはじめるだろう。

今日、日付が1月1日に変わったときに私はこんなことを書きました:

いくら「良い年に」と願っても、待っているだけでは物事は良くならない。自分が動くしかない。険しい道でも歩いて行くしかない。2012年はそんな覚悟の年です。

自分の活動のキーワード「オープンソース・アクセシビリティ・音声インターフェース」は10年前と変わっていません。いや、原点に戻ってきたというべきか。。

2011年はオープンソースのスクリーンリーダー NVDA 日本語版 (nvdajp) のリリースを担当しました。先日、開発者 Skype 会議を行って NVDA 2012.1 の日本語化も担当せよという話になったので、私が担当させていただきます。

昨日、2011年の最後にこんなことを書きました:

音声研究者が膨大な時間とお金をかけて作り出した技術が、もはやタダ同然でみんなの手に。。

音声対話・音声インターフェースの技術がやっと身近なものになりました。
この分野で博士号の学位を授与された研究者・技術者の一人として、「勝負が終わった」のではなく「ゲームのルールが変わった」と捉えながら、新しい現実に向き合い続けていきたい。
そんな風に思っています。

NVDA日本語版 2011.3j 公開

nvdajp プロジェクト は、無料でオープンソースのWindows用スクリーンリーダー NVDA を日本のユーザーのために改良した日本語版 2011.3j を公開しました。通常のインストール版と、インストールが不要なポータブル版があります。

スクリーンリーダーはコンピュータの画面上に表示される情報を、音声や点字に変換して出力できるソフトウェアです。

NVDAは、視覚に障害をお持ちの方が余分なコストをかけずにWindowsを利用するために役立ちます。
またWebアクセシビリティに配慮したソフトウェアやコンテンツを作成したい人にも有益なツールです。
音声や点字で出力している情報を、画面上のウインドウ(スピーチビュアー)で確認することもできます。

メッセージやドキュメントの日本語化は、現在はNVDA本家のリリースに取り入れられています。
現在のこのプロジェクトの主な活動は、日本語のかな漢字変換(IME)の読み上げ対応、オープンソースの日本語音声合成エンジン(JTalk)、日本語の点字ディスプレイへの対応です。

バージョン 2011.3j は、JTalk の音質を改善し、声の高さや抑揚の変更を実現したことに加えて、日本語入力に関しても、再現性の高いいくつかの不具合を解決しています。また、日本語入力の読み上げサポートを無効化できるようになったので、この機能を使わない場合はより安定した環境でお使いいただくことができます。
ただし、一部の機能は開発途上のものです。不完全な部分があることをご了承ください。

nvdajp プロジェクトに関するお問い合わせ先: リリース担当 西本 nishimotz atmark gmail.com

NVDA日本語版ダウンロード i.nvda.jp の開始

オープンソースの Windows 用スクリーンリーダー NVDA とその日本語版の普及を通じて視覚障害者の福祉向上を目指す非営利活動グループ NVDAユーザ会広島nvda.jp ドメインを取得し、2011年12月11日より i.nvda.jp というアドレスで NVDA日本語版 をダウンロードできるサービスを開始しました。これにより、日本のスクリーンリーダーの利用者は、より簡単にNVDAを入手できるようになります。

オープンソースの高機能Windows用スクリーンリーダーNVDA日本語化プロジェクト でめきんのイラスト
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インターネットラジオへの出演予定(12月20日)

12月20日(火曜日)夜10時から TomG さんのインターネットラジオ 「暇つぶしラジオ生放送!!」に西本がゲスト出演することになりました。
私が日本語化に関わっているオープンソースのスクリーンリーダー NVDA のことをお話する予定です。
よろしくお願いします。

2011-12-21 追記:放送は終了しました。マルチモーダルインタフェースの研究、視覚障害者のためのタイピング練習ソフト「ウチコミくん」の開発、そんな経験が NVDA の活動に繋がっていることをお話しました。1ヶ月くらいしたらバックナンバーが公開されるそうです。

2012-01-07 追記:12月20日のバックナンバーが公開されています。IHARA Noteで取り上げていただきました。

オープンソースのスクリーンリーダーNVDAとその日本語化

昨日、日本音響学会東海支部 技術講習会 視覚・聴覚障害のための支援技術の現状と展望 にて「オープンソースのスクリーンリーダーNVDAとその日本語化」という講演をしました。
スライドは ja.nishimotz.com/screen_reader として私のサイトで公開中です。右上の画像をクリックするとブラウザ内でスライドショウになります。
参加してくださった皆様、企画や運営にかかわられた皆様に御礼を申し上げます。

講演の合間に開発中のバージョンを使って実演を行いました。JTalk による早口音声、かな漢字変換のフォネティック読みや詳細読み、Windows エクスプローラーを例にMSAAのオブジェクト情報とNVDAでの音声化の比較などをお見せしました。点字ディスプレイは機材を持参できなかったので、動画でご紹介しました。
Web閲覧の実演をする時間が取れませんでしたが、NVDA の日本語化を例に、「日本におけるスクリーンリーダーの歴史と現状」をご紹介できたのではないかと思います。

アクセシビリティにおけるGUIの影響についてご質問をいただきました。
一般的にはGUIは「画面表示から文字情報を取り出しにくくなった」「キーボードだけで操作できないアプリケーションが増えた」ということで、アクセシビリティが悪くなった原因と考えられています。
しかし私が10年前に「視覚障害者のための電子メール環境における操作性の検討」で触れた考察ですが、「階層化メニューなどの操作が標準化された」というメリットも無視できないと思います。

操作性の変化の問題よりも大きいのは、時代とともに変化するアプリケーションやサービスの環境に取り残されたくない、という意識でしょう。MS-DOSの時代はパソコン通信の時代でした。Windows の時代は電子メールとWebの時代であり、そして近年のスマートフォンの時代はソーシャルメディアの時代でもあります。

アクセシビリティのためにはメカニカルなスイッチの存在は重要で、タッチインタフェースでアクセシブルなデバイスを作ることは難しい、と考えられてきました。
しかし、Apple の VoiceOver など工夫されたインタフェースの登場は、この常識を変えて、視覚障害をお持ちの方に受け入れられつつあります。Windows 8 の Metro UI は構成要素がシンプルであり、工夫次第では従来の Windows アプリケーションよりもアクセシブルにできるかも知れません。

最後に、最近 iPhone 4S の新機能として話題になった音声認識・音声対話は、そろそろスクリーンリーダーの入力手段として再評価されると考えています。

NVDA 日本語化プロジェクトは、まもなく本家が最終版をリリースする 2011.3 の日本語版に向けて、作業を進めています。先日リリースした jpdev11114 では日本語IMEサポートの改良が完全ではないので、あと数回の開発版スナップショットの公開と検証が必要です。

オラビー・ジャパンの活動としては今後、NVDA 技術を基盤にインタフェースのイノベーションにも取り組んでいく予定です。

こぎん刺しと宮島

11月3日にNHK Eテレ「すてきにハンドメイド」で「津軽こぎん刺しのバッグ」が取り上げられた。
和の伝統を楽しむ、という3回シリーズの第1弾として登場し、テレビテキスト11月号の表紙を飾った。

番組の中で製作されたバッグは、こぎん刺しを知っている人から見ればオーソドックスな色とデザインだったが、「東北の手仕事」として歴史や背景も掘り下げて紹介された。藍染めの麻布に白い糸で刺された菱形の幾何学模様が、綿花の栽培が困難で華美を禁じられた江戸時代の苦肉の選択であったことが説明された。そして、厳しい寒さと貧しさの中で、美しい模様を生み出した津軽の女性の心の豊かさを感じて欲しい、と番組は語っていた。
100年以上前のボロボロの労働着にほどこされた幾何学模様の「刺し子」はテキストにも大きな写真で紹介されている。

東北新幹線の新青森駅開業といったイベントに合わせて、東京エリアでも青森の文化が紹介されるようになったが、それでも全国レベルでのこぎん刺しの知名度は低い。
柳宗悦が民藝運動として評価したことによって価値が見直されたこぎん刺しは、今年春の日本民藝館(目黒区駒場)の「開館75周年記念名品展」で1点だけ展示されたとのことだ。

一方で、青森で生まれ育った人にとって、こぎん刺しは「あまりにも身近にありすぎた民芸品」だ。学校の授業やクラブで作ったことがある、という人も多い。「根気のいる作業」であることも知られているので「こぎん刺しをやっている」といえば一目置かれるのだという。

しかし、およそ若者が興味を持たない色や柄だったこぎん刺しを、変えようとする動きも、目新しいものではない。
色鮮やかな刺繍糸を使うカラフルな作品という試みは、世界から注目された。

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ここ数年、トートバッグや洋裁で活躍しているグループによって「こぎん刺し」は再発見され始めている。伝統的なこぎん刺しの技法を生かしつつ、バランス、センス、配色など、現代の生活に合わせた作風が登場した。そして「大人になってこぎん刺しの模様の良さを再認識した」という人も増えた。

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こぎん刺しは決して難しいものではない。手芸に興味を持つ人が増えたこともあり、手芸用品メーカーや通信販売会社のキットで「こぎん刺し」は身近になっている。規則正しく1列ずつ針を動かしていくと、次第に大きな模様が出来上がっていく、そんな面白さがある。
だが、続けていくのは難しい。キットを買ってはみたものの完成できない人も多いようだ。

続けていくうちに「型」が身につく。その「型」が「オリジナル」を生み出す土台になるのだという。

2010年10月に kikurako.com での活動を始めたこぎん刺し作家 kikurako は「作りたいものを作る。いま作品展に向けて作っているのは、ふだん使えそうなバッグや小物雑貨。年齢や性別は意識していない。欲しい、使いたいと思う人の手に渡れば嬉しい」と言いつつ、制作作業の最後の追い込みを続けている。


kikurako 作品展
は今月24日から27日までの4日間。入場は無料。作品は展示販売される。

場所は世界遺産の厳島(宮島)。この夏に宮島水族館がリニューアルされ、来年のNHK大河ドラマ「平清盛」の舞台として注目されている。だが、修学旅行や観光旅行で何度も宮島を訪れた方でも、賑やかな土産物屋の並ぶ表参道商店街から一本奥に入った「町家通り」に足を運んだことのない方は多いのではなかろうか?
「ぎゃらりぃ宮郷」があり、先日は「第一回宮島ブックトレイル」が開催されるなど、古民家を活用した個性的な町おこしに積極的なエリアだ。

会場の北之町 厳妹屋さんは、明治後期頃に建てられ、数年前までは華道と茶道の先生が生活しておられたという宮島の伝統的な町家。

会期中は紅葉の一番の見頃と予想される。ぜひ足をお運びいただきたい。

期間:2011年11月24日(木)〜27日(日)
11:30〜17:00(初日12:00より)

会場:宮島 北之町 厳妹屋(いつもや)
〒739-0588 広島県廿日市市宮島町580
宮島桟橋から徒歩2分(町家通り)
(広島駅から宮島口駅までJRで約30分、宮島口から宮島までフェリーで約5分)

kikurako こぎん刺し 作品展 2011

#nvdajp 2011.2j 公開

本家 NVDA 2011.2 のリリースに2ヶ月近く遅れて、やっと 2011.2j をリリースしました。
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10/1 OSC広島でNVDAを紹介します #nvdajp #nvdahiro #osc11hi

10月1日(土)に県立広島大学(広島キャンパス)で開催される オープンソースカンファレンス2011 Hiroshima に参加します。
@24motz と @hoozukiyama さんの2人で NVDA ユーザ会広島 として準備を進めております。

当日はスクリーンリーダー NVDA 日本語版をブースでご紹介します。
また 15:15-16:00 の時間帯にセミナー「オープンソースのスクリーンリーダー NVDA 日本語版でアクセシビリティ体験」を行います。

オープンソースカンファレンスは広島ではじめての開催です。
入場無料(セミナーは事前登録制)です。お近くの方はぜひお越しください。


でめきん君に会いにきてください(笑)

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